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着物の魅力について語ったエッセイが、雑誌に掲載されました。 2011/08/03
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着物の魅力について語ったエッセイが、JAL国際線機内誌「SKYWARD」8月号に掲載になりました。全5ページのうち、扉ページと次の見開きページが下の写真です↓
このエッセイのタイトルは、「夏季――触模日本的最好時刻 COOL BEAUTY YUKATA」
中国語で執筆し、英訳も監修しています。
スタッフをご紹介しますと…打ち合わせを経て、素晴らしい着物コーディネートをして下さったのは、奥泉智恵さん。「美しいキモノ」などで活躍されている第一線の着物スタイリスト/着付け師さんです。写真は、ファッションフォトの第一人者、熊沢透さん。ヘアメイクは浩平さん。モデルは大原里絵さん。そして編集のM嬢。一流の方々とクオリティ高い仕事を、とても楽しい雰囲気の中で進めることが出来ました。
少し内容をご紹介致しますと…
週に2~3回は着物を着る私。しかし、残念ながら現在の日本では、着物を日常的に着る人は少数派。たとえばお食事会の席でも、「一人で着物」ということがほとんどです。そう、そっと噛みしめざるを得ない孤独感。これは、着物好きの方なら誰でも日々感じていることではないかと思います
このエッセイでは、そんな私の日々の悔しさや淋しさから話を始め、でも、最近少しずつうねりを見せ始めている着物復活の兆しに言及。特に浴衣がその起爆剤になるのでは?と論を進めています。それにしてもそもそも着物を着ることの面白さって…?
ここで、スタイリストさんと連携して織りや文様に関してストーリー性のあるコーディネートを展開。詳しく解説も加えました。(↓下の写真をご参照ください)。
着物には、文様にまつわるストーリー、織りにまつわるストーリーがふんだんにあり、そのストーリーは日本人の暮らしの長い長い伝統と密接に結びついている。今少しずつ芽をふき始めた着物復活のうねりは、実はリーマンショックや震災・原発事故を経て変わりつつある日本人の意識の変化と、どこかでつながっているのではないか?…ということを示唆してエッセイを終えています。
まあ、何と言いますか、日頃の私の思いのたけをぶちまけたような内容。日本の衣服文化って、日本の伝統文化って、こんなにも素晴らしいんだよー!というメッセージを、中国語圏、英語圏の方に強く強く発信するエッセイとなっています。もちろん、日本人の方にも読んでほしい。
JALの国際線に乗る機会がありましたら、ゼヒ手に取って頂けたらと思います。8月いっぱい、鶴の翼と共に世界をめぐっています!
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