西端真矢

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江戸小紋尽くしの帯でギャラリーへ 2011/11/08



先月、銀座の現代美術ギャラリー「ガーディアン・ガーデン」で開かれた写真展「発光する港 香港写真の現在」に着て行ったお着物コーディネートをご紹介します。
下の写真をご覧ください。
臙脂色の無地の紬は、産地不明。祖母の遺品の中にあったものです。無地の紬は帯が映え、一緒に過ごす相手の方に対しても大げさな印象にならないので重宝します。
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この日締めている帯、市松文様なのがお分かり頂けるでしょうか?
実はこの市松、近づいてみると非常に細かい文様から出来ていることが分かります。
そう、一つ一つの四角の中が、江戸小紋の文様になっているのです!
お太鼓部分に寄って撮影しましたのでご確認下さい↓
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これは江戸小紋の伝統工芸士・金田昇さんの作品。昨年秋、吉祥寺のふじやさんの展示会に金田さんがいらっしゃり、母が買い求めた一本です。
お着物好きの方なら、「あ、これは大根おろしのあの文様ね」「これは鯛ね」「これは紅葉」「これは‥雛人形?」とずっと楽しめる通好みの一本。帯の地色は黒で、文様は紫がかかった茶色で染められています。
もしも町でこの帯を締めている私を見かけたら、文様当てクイズに挑戦して下さいませー!

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