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立食パーティーの日の着物+新宿のシェアオフィス 2012/05/08
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先日、立食でのパーティー的催しに参加したときに着たお着物のご紹介日記です。
この日のイベントは、「Nomad Tokyo Drink」。
ノマドという言葉、最近よく耳にしますが、組織に所属せず、フリーで働く人の総称ですね。もちろん昔からフリーランスという言葉はありましたが、ノマドと敢えて定義し直しているのは、特にウェブが発達したこの時代に、モバイル機器を片手に自由に居場所を移動して仕事をする、その感覚を含めて新しい語が作られたのだと思われます。
私自身はかなりIT弱者な方なので、「あなたノマドですか?」と言われると「も、もしかしたら違うかもしれません…」と泣きが入りそうなかんじですが、「着物の本を作りたい!」「着物についてのコラムを書きたい!」「中国取材に行く仕事をしたい!」「中国語→日本語翻訳やりたい!」「辛口エッセイコラム書きたい!」「コーヒーブレイクにさらっと読めるしゃれたエッセイなんてどうかしら!」などなど仕事への夢がはちきれそうにたくさん。だから編集者やプロデューサーの方との出会いをいつも求めています。
Nomad Tokyo Drinkは、ノマドな働き方をする人々やノマドな人に仕事を発注したい人々の交流会。私も出会いを求めて、“婚活”ならぬ“仕事活”に出かけたのでありました。
その日のお着物がこちら↓
*以前もこのブログでご紹介したことがありますが、紬で、全て織りで(=描きではなく)野草を織り出した、かなり手の込んだ一枚です。
これは、渋谷東急で開かれていた着物催事に或る時ふらふらと迷い込んでしまい、つい買ってしまったもの。某タレントさんの撮影用にその方のサイズで仕立て、しかもそのサイズがとても小さいので定価では売れない!ということで、破格のお値段がついていました。その日は仕事の取材帰りで疲れ切っていて、ついつい癒しを求めて迷い込んだ催事だったのですが…こんな出会いがあるとは…やはり人生迷宮に迷い込むことも必要です。
*帯は、祖母の遺品の八寸名古屋。おそらく昭和初期頃の、モダンな感覚が流行した時代のモダン唐花ではないかと思われる織りや糸や文様なのですが、詳しいことは分かりません。
私は、テーマが和とは関係なく、着物に詳しくない方がほとんど!という集まりの時は、今回のように、まずとっかかりやすいモダン系の着物や帯を着て出かけることがあります。
どこかに洋服っぽさがある着物だと、着物に慣れていない人にも理解してもらいやすく、「着物もなかなかいいね」とか「こういう着物なら私も着られるかも」と思って下さる方も出て来るかな、と。そしてそこから洋服的着物なんぞよりももっと深くもっと面白い、着物の本当の世界へようこそ‥という私の深遠な計画なのであります。むふふ。
*
この日のイベントの会場は、新宿にあるシェアオフィス、HAPON。私の友人が共同経営者の一人として運営に参加していて、今ではその経営陣全員の皆さんとお友だちになりました。
http://hapon.asia/shinjuku/
ノマドという言葉と同様、オフィスシェアやルームシェアという形態も、最近の新しい潮流となっているように感じますが、特にここHAPONの特徴は、私は、インテリアの環境が抜群にいい!ということではないかと思っています。働ければどんな所でもオーケーという人もいるかもしれませんが、私は、環境要素も働くモチベーションや気分の良さに大きく影響するのではないかと考えています。その意味でHAPONは、最上の環境を提供してくれるシェアオフィスではないか、と。
最大の特徴は、共有スペースのこのデスク。日本列島の形をしているが分かるでしょうか?(ここから下の写真は全て、パーティーとは別の日に見学した時に撮ったものです)
HAPONの共同経営者の一人に大平龍一さんという彫刻家がいらっしゃり、彼が木工で手作りした作品。外部の方とのちょっとした打ち合わせをここでしたら、何だかちょっと鼻高々ですよね。
シェアオフィスでは、コピー機やオフィスアドレスなど、働くための基本スペックをシェア出来ますが、HAPONの給湯コーナーやロッカー、そしてブックセレクトの専門家が入って作られた共用本棚もこんなにお洒落。
それぞれのオフィスが入るブースはこんなかんじです↓
ブースを借りずに、共用デスクやコピー機などのみを使える“オープンエリア会員”という制度もあるようですよ。
また、書道教室や、マッサージ師を招いてのマッサージサービスなど、楽しい企画も盛りだくさんのHAPONなのでした。
ノマドやシェアオフィスという新しい潮流の中にモダン着物で飛び込んでみた夜。すぐにお仕事につながるかは分からないけれど、幾つか面白い出会いもありました。さてさて今日も大都会東京で、頑張って生きて行かなければなりません!
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