西端真矢

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白大島に、紅型の帯でお散歩 2012/06/01



ここのところまたまた忙しくてブログを更新出来ずにいましたが、久々にお着物日記です。
2週間ほど前、イタリアから写真家の友人Laura Liveraniが来日、吉祥寺をお着物でお散歩しました。下の写真、バックに写っているのは井の頭公園の池。外国人の友人は着物をとても喜んでくれるので着がいがあります!
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*着物は、祖母から譲り受けた大島。数種類の生成りがかった色糸で草花文様を織り込んでいます。
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*上の写真は帯のアップ。祖母が染めた紅型の帯です。
この型は江戸時代から伝わる山水を表す型で、ザ・紅型とも言える図柄。以前、確かサントリー美術館でこれと同じ型で染めた着物を見た記憶があります。色は黄色地だったような…今月からサントリーで始まる「紅型展」に出品されることを願うばかりですが、何はともあれ、時代を越えて、同じ型紙を継承し続けてそこに自分ならではの色世界を表現する…染めものをやる人だけが味わうたのしみなのでしょうね。祖母のおかげで私もその端っこの部分を楽しませててもらえて幸せです♪
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*Lauraが自分のいいカメラで撮ってくれたのが上の写真。Nikonのボディにツゥアイスのレンズという組み合わせでした。同じNikoのレンズを付けるより、ヨーロッパ人らしい好み=細い・繊細な描写で、うん、これはこれでいいかんじですね(と、着物日記なのにカメラおたくぶりを発揮してすみません)。
Lauraのホームページを下記に挙げておきます。アジア好きのLauraはイタリアのデザイン学校で教鞭を取りつつ、学校の休みの期間に毎年日本・中国・香港を旅してアジアの人々を撮り続けています。写真に興味のある方、ゼヒご覧下さい。
http://www.lauraliverani.com/

*ところで上の二枚の写真で写っている私の鞄、気になる方もいらっしゃるのでは??
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これは、京都の和雑貨屋さん「布屋みさやま」のもの。何と創業三百年という老舗だそうですが、現代の着物人のために新しくデザインした商品がこのバッグです。
私は日本橋三越でたまたま一目惚れして購入しましたが、ホームページから注文することも出来るようですよ↓
http://www.nunoyamisayama.com/concept/index.html

*本体部分は麻製なのですが、真ん中の二つに割れた部分の内側にのみ、帯地を使用してデザイン上のアクセントにしています。ほぼどんな着物にも合うし、麻を使用していると言っても見た目に「麻!」という強い感覚は全く受けないので、季節も問いません。1年中いつでも使える上にサイズが大きいので、(心配性の私の)地震避難グッズもどっさり入るすぐれモノ。重宝しています!

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