西端真矢

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着物スタイリスト・大久保信子先生のトークショーへ…の日の着物 2012/07/04



少し前のことになりますが、6月17日、我が家からほど近い東急百貨店吉祥寺店にて、着物界の大御所スタイリスト・大久保信子先生のトークショーが開かれました。喜び勇んで馳せ参じた日のお着物をご紹介します。
下がその折りの写真。先生と一緒に撮って頂きました。嬉しい♪
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*先生はこの日、浴衣を着ていらっしゃいます。と言うのも、その日のテーマが「浴衣の素敵な着こなし方」だったから。
私は寡聞にして知らなかったのですが、江戸時代以来、東京では三社祭が終わったら浴衣を着て良いのだそうですね。襦袢を着て着る着方もありますし、単衣よりもお値段がぐっとお安いですし、どんどん着ちゃうと良いと思います!
先生はこの日、紗献上の帯を名古屋にして締められていました。

*私の着物は、単衣です。遠目には無地に見えるかも知れませんが、白の蛍ぼかしがぽわわんと浮かんでいる紋様。去年作ったものです。
下の写真が、蛍ぼかしのアップ。近寄ると、小さな鹿の子を集めて一つのぼかしにしていることが分かります。
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*帯は、祖母の遺品のつづらに入っていた唐花紋様の博多を。わりと派手な見た目なので、おそらくどなたかから頂いて、自分の年齢を考え、一度も締めなかったのではと思われるきれいな状態でした。今、私がガンガン締めております。
先生にこの帯の由来をご説明したところ、「あら、おばあさまのものなの?新品みたいにきれいな状態よね。裏地は繻子になっているのね」と早速細かいチェックが!さすがです。

*この日、先生に「きれいに着れてるじゃない。これからもこの調子でお着物生活頑張ってね!」と褒めて頂きました。じ~ん、感無量。
はい、これからも不肖・西端真矢、着物生活を徹底追究して行く所存です!

*そして当日会場には、先生のご著書『着物の事典 伝統を知り、今様に着る』を持参した“大久保女子”もちらほら。「サインをお願いします」と彼女たちが本を差し出すと、「あら、ちょっと待ってね」と、先生は鞄から筆ペンを出され、達筆ですらすらとサインされていました。さすが~。
この本、「出版社も驚くほど売れてるのよ」とのことでした。大久保ファンの方にお聞きしてみたところ、「必要なことが全部載っていて、しかも教科書的じゃない知恵が詰まっているの。本当に役立ちますよ」とのこと。私も買ってみようと思います!

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