西端真矢

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「美しいキモノ」連載第2回掲載!+しょうざん訪問着で出かけた日のコーディネートご紹介 2014/05/20



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本日発売の「美しいキモノ」2014年夏号に、私が担当している連載「お仕立てのツボ」、第2回が掲載になりました。
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今回のテーマは、“単衣と薄物のお仕立て”です。
新しく、単衣や薄物をお仕立てしたいと思った時に、どんなことがポイントになって来るか、そのコツとなる豆知識をまとめました。
キーワードは、強度と収縮率。
ただでさえ暑く湿気の多い夏は、少しでも薄く、スマートに着こなしたいというのが全きものloverの願いだと思いますが、それは一方で強度を弱めることにつながってしまう…
ざっくばらんに言って、びりっとどこかが破れたりすることなくスッキリ涼しく着こなすには、どんなことに気をつければいいのか?…そんな“夏物お仕立てのツボ”を名門和裁所・竹田和裁研究所にお聞きして探っています。
ゼヒご高覧ください!(掲載頁は、308~309頁になります)

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また、「お仕立てのツボ」では、冬号で皆様のお仕立ての疑問にお答えする特集を組みたいと思っています。仕立てに関して訊いてみたいことがある方は、ゼヒ、ご質問をお寄せください。
私のアドレス、contact@maya-fwe.comに直接メールを頂いても、また、頁内に掲載している編集部宛てにお手紙を頂いて結構です。皆様からのご質問をお待ちしています!

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ところで、この1か月半ほど、全くブログを更新出来ず、昔から読んでくださっている方には「どうしたんだろう?」とお気にかけて頂いていたかもしれず、申し訳ありませんでした。実は、もうただただ単純に、PCに向かう時間が全く取れないほど仕事に追われておりました。
その一つが、この連載の準備であり、また、或る書籍の編集に関わったり、そして、もうすぐ発売される別の或る雑誌のお仕事も担当させて頂き、息つく暇もないような毎日だったのです。
そんな中でも、茶会など、ごくたまにはきもので外出していまして、その一コーディネートを今回の日記ではご紹介させてください。
横浜にあるshuhallyという現代茶庵で、これもまた現代陶芸作家の器を楽しみながらお茶を頂く…という趣向の茶会に参加した時のコーディネートです。(茶会の様子はまた別の機会にご紹介します)
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きものは、京都・しょうざんの訪問着。しょうざんの得意とする生紬の生地に、型染めで流水と小花を染め出した一枚です。
真っ白な生地に染めているのではなく、写真ではわかりにくいのですが、実は地紋にも薄い灰色で氷のひび割れのような模様が染められています。細部が凝っていて、いかにもしょうざんらしい、楽しいおきものだなと思います。紺を基調に、細縞と幾何学模様を織り出したしゃれ袋帯を合わせて。

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またまた忙しい日々が続きそうではあるのですが、ブログも更新出来るように頑張ります。ゼヒまた遊びにいらして下さい!
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