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© 2011 Maya Nishihata
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紅花染め、エメラルドグリーンの総絞り、小糸敏の型染めなど、おきものコーディネートまとめて五つ日記! 2014/03/04
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今日の日記では、最近のきものコーディネート日記を、まとめてどんとお送りします!
結構カラフルなラインナップになっていますので、ゼヒご覧ください。
まず一枚目は、今年の初釜の日に撮ったもの。
いつもお稽古の日はもっと地味にしていますが、初釜ということで華やかに。小糸敏氏の白菊の花の型染め小紋に、河合美術織物の白地に銀の筋が一本入った洒落袋帯を。京紫色の帯締めで全体を引き締めてみました。
↑新年なので、半衿には梅の文様の半衿を!
そして、この小紋で立食パーティーに出席した日のコーディネートがこちら↓
この日は、勝山織物の葵文様の帯を締めています。
この小紋は柄がかなり大きくて華やかなので、小紋とは言え、付下くらいのフォーマル感があるかなと思っています。これからもパーティーなどに着用して行きたい、気分が上がる一枚♪
その葵文様の帯で、千葉市美術館に展覧会「江戸の面影」を見に行った日のコーディネートがこちらの写真です↓
山形の紅花染めの名門・新田の紬と合わせてみました。
新田のきものは、最新の「美しいキモノ」にも登場しています。草木染ならではの何とも言えず淡く、温かく、そして、内側から光り輝くような色合いが特徴です。
この日出かけた千葉市立美術館は、浮世絵を多数蒐集していて、「江戸の面影」も大々的な浮世絵特集の展覧会でした。
「遊女」「江戸の名所」「江戸の華、歌舞伎役者」「生き生きと生きる江戸の市井の女たち」といった切り口で選んだ浮世絵が、圧巻の量で大集合。見ごたえある、素晴らしい内容でした。
特に、研究員の方が、江戸後期の遊女たちのファッションの流行を細かく浮世絵から読み解いて解説を付けており、服飾史の勉強にもなる、二度美味しい内容でした。その解説がそのまま載っている図録は、服飾史好きは絶対買いです!(展覧会は終了していますが、図録は今でも買うことが出来ます)
そして、同じコーディネートで、「美しいキモノ」編集部に打ち合わせにも出かけています。下の写真のピンク色の矢印が、「美しいキモノ」という表示を指しているがお分かり頂けるでしょうか?
そう、ここは、編集部の入口のドアなのです!
ここを開けると、奥には、品格あるきものコーディネートと服飾史の教科書にも劣らない深いきもの知識が毎回ぎっしり詰まった、あの「美しいキモノ」編集部が広がっています。
左横が「メンズクラブ」、右横が「ハーパースバザー」の編集部。衝立を挟んで同じフロアを共有しているんですよ。
ハイファッション、或いはかなり個性的なデザイナーズファッションの方々ときもの姿の編集者が同じコピー機を使っているその様子に、いつも胸をくすぐられています!
そうそう、この写真で持っている黒い布バッグは、今発売中の「美しいキモノ」の特別付録、千總と編集部コラボのトートバッグです。
A4クリアファイルがそのまま入るので、打ち合わせに持って行くのにピッタリ。これからもどんどん活用する予定です!
次の一枚は打って変わって、目黒の老舗中華レストラン「香港園」で開かれた、と或るお食事会の日のコーディネートを↓
祖母から伝わっている緑色の総絞りのきものに、加納幸の大柄の縞柄の洒落袋帯を合わせています。
↑帯締めには、王朝風の格調高い色組の一本を入れ、帯揚げには帯揚げではなく、洋服のスカーフを入れてみました。山形の紅花染めでシフォン地を染めたスカーフで、以前、父が山形に旅行した時に買って来てくれたものです。帯締めの色とつながりを持たせています。
そして最後の一枚は、同じ総絞りのきものに、帯を変えて↓
こちらの帯も、上で2回締めている勝山織物の葵文様の帯です。この帯、生地が締めやすい上に文様も程よい中柄で色も程よく色々と入っているので本当に合わせやすい。ついついこればかり締めてしまうのです!
きものは、三浦絞りの総絞り。かなり大胆な、コバルトブルーに近い緑色で染めていて、おそらく昭和の高度成長期頃に祖母が誂えたものではないかと思います。あの頃のきものは大胆で元気いっぱいですよね!
(帰宅してから玄関で撮ったので、光が足らず、若干暗めの写真で恐縮です)
*
本当は、今年の目標は、「週1回はブログを更新」だったのですが、ありがたいことにお仕事が次から次へと入ってなかなかブログを更新することが出来ませんでした。
3月からは少し余裕が出来る予定なので、皆様また覗きに来てください。きもの日記も、エッセイも、両方の内容を充実させて行く予定です。
実は明日からは山陽方面へ旅行に出る予定。四日間の日程を総てきもので通しますので、次回はきもの旅日記をお送りしたいと思います。
どうぞ遊びに来て頂けたら幸いです!