西端真矢

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婦人画報社の浴衣デーに参加しました! 2014/07/04



今日は、最近お仕事をさせて頂く機会の多いハースト婦人画報社の浴衣デーにお招きを頂き、参加して来ました。
浴衣デーとはどういう催しかと言うと、何と社員の皆さんが一日浴衣を着てお仕事をされ、夕方からは噺家さんを招いて臨時の高座を作って寄席。その後は、軽食・お楽しみ屋台付きで歓談を楽しむ、というもの。
社長のイヴ・ブゴンさん(フランス人)が乾杯の挨拶で「きもの文化を残したいから企画しました」と仰っていて、何と、社長の肝煎りで実行された企画だということでした。さすがは「婦人画報」や「美しいキモノ」「いろはにキモノ」を送り出す出版社ですね。
イヴ・ブゴンさんは大変に流暢な日本語をお話しになり、並みの日本人よりもずっと日本文化通。先ごろ京都市から“京都国際観光大使”にも任命されています。こんなにも日本を愛してくれる外国の方がいらっしゃること、本当に嬉しい限りですね。
そのブゴン社長と一緒に写真を撮って頂きました♡
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何と、背中の紋が入る位置には蚊取り線香の洒落紋が入っている粋な浴衣です。もちろん、特注なのでしょうね。後ろ裾の方に蚊の文様が入っていたらしいのですが、蚊取り線香に気を取られて撮っていません。ごめんなさい‥
   
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↑こちらの写真は、いつも大変大変お世話になっています!「美しいキモノ」と「いろはにキモノ」編集長の富川匡子さんと。大変な美人でいらっしゃり気が引けてしまいますが‥一緒に♡
富川さんの浴衣は、おそらく竺仙のものだと思います。竹にふくら雀文様‥かわいい!

あ、申し遅れましたが、私の浴衣は、菊唐草文様です。讃岐の保多織りという木綿地で、紅梅織りなので、肌につかず離れず。紅梅の凸凹に帯が引っかかり、すべりくいという利点もあります。本当に着心地が良くて、もう一枚保多織りの浴衣か単衣を作りたいな、と思うほど。「美しいキモノ」編集部の皆さんにも、「この生地はいいねわ~」と褒めて頂きほくほくでした♪

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浴衣デーには子ども連れの社員さんもちらほらいらっしゃり(素敵な試みですね!)、綿あめを自分で作れる機械が人気。私も童心に帰って作ってみました。楽しい‥♪今日の帯結びは、割り角出しです。

また、本日の寄席に噺家さんを派遣された落語協会さんよりじゃんけん大会の景品も出て、私は結構勝ち進み、こんなかわいい手拭いを頂いてしまいました↓
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「噺家」と「鼻が目立つ鹿」をかけています。かわいいですね。

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会場には、人気きものショップ“くるり”の皆さんもいらしていました。一緒にぱちり。
広報の大川さん(私の左隣り)には、昨年「いろはにキモノ」で取材をさせて頂き、大変お世話になりました。現場がぱっと明るく楽しくなる素敵な方なんです。
今日は皆さん、くるりオリジナルの浴衣を着てらっしゃって、楽しく拝見。そして、きもの談義に花が咲き楽しい時間でした。古典文様を現代的な色合いの中に落とし込むくるりの思想、素敵ですね。オリジナルかんざしを買いに行きたいので、近々地元・吉祥寺のショップ“くるりkesa”に伺いますね~!

…と、今年最初の浴衣を楽しんだ夜でした。
それにしても、毎度夏に思うことですが、ふだんきものを着慣れていると、浴衣って本当に着付けが簡単で、あっけない。襦袢を着ないだけでこんなに簡単に思えるのが、何だか魔法のようです。
こちらの編集部とは、これから秋まで、新しい号を作って行くハードな日々が始まります。現在鋭意企画中。皆さんにお届け出来る日まで、楽しみにお待ち下さいませ!
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