2015年 / 2月 / 1月 / 2014年 / 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 3月 / 2月 / 1月 / 2013年 / 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 3月 / 1月 / 2012年 / 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月 / 2011年 / 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月 / 2010年 / 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 /
雪と水仙 (2015/01/30 )
「美しいキモノ」の道明講座見学レポート(コーディネイト写真付) (2015/01/25 )
忍法洋服隠れの術~~きものと洋服で全く印象が違うことについて(写真比較付) (2015/01/20 )
祖母が染めてくれた華やかな付け下げ小紋で、初釜へ (2015/01/12 )
今年は、勝負の年 ~新年のご挨拶と決意表明日記~ (2015/01/03 )
「道明」を訪問。道明先生とランチ、の日のきもの (2014/12/28 )
村山大島紬に染め帯でお茶のお稽古へ (2014/12/18 )
クリスマスパーティーに絞りの訪問着で (2014/12/09 )
日本の新しい麻布「麻世妙」お披露目パーティーに、しょうざんの訪問着で (2014/12/08 )
© 2011 Maya Nishihata
All Rights Reserved.
備後絣(木綿きもの)で和裁所へ 2014/10/12
ツイート
おきもの日記、前回のエントリとは打って変わって、今日は木綿きもので出かけた日のコーディネイトをご紹介したいと思います。
今年3月に倉敷旅行をした際に購入した、倉敷(岡山県)のきもの、備後絣。すぐに仕立てに出して、実は6月の単衣の季節に一度着用していました。
…が、例によって仕事が忙しく、日記にアップする機会を失っていまして…実は、写真だけ撮っていてアップ出来ていないコーディネイトが山ほどあるのです…
そこで今日は、その6月の際のコーディネイトと、今回、秋になってから着たコーディネイト、お得な?二点セットで!ご紹介したいと思います。
コーディネイト1:木綿きものに織り帯を
まず、6月はこんなコーディネイトで出かけてみました↓
合わせた帯は、織り八寸の名古屋。破れ七宝文様を織り出していて、よく締めている一本ので、こちらの日記を時々見て頂いている方でしたら「また締めてるな…」とニヤリかも知れません。活用頻度高めです。
帯揚げには、あまり分からないとは思うのですが、レモン色地に紫陽花の花が青で絞り染めされた一枚を入れました。まだ6月で、紫陽花の季節だったので(季節感全くずれていてすみません)。
帯〆には、少し色味の違う黄色の洋角組を。
この日は、料理研究家の友人・井上眞理子さんが主宰する日本ワインと軽食を楽しむ会「HAPONワイン物語」のお手伝いをしていました(と言っても料理下手な私なので、お皿を並べるとか、そんな程度です)。
こういった裏方役を務める日、しかも汁などが飛ぶ可能性がある料理イベントの日には、家で洗濯出来る木綿の絣なんて正にピッタリかしらと着用しましたが、男女問わずお客様に大好評。素材などについての質問も多数頂き、「やっぱり日本人はみんな藍色が好きなのね!」「木綿の着物には何となく親近感がわくのかな?」と嬉しくなった一日でした。
コーディネイト2:塩瀬染め帯を合わせて
祖母が東京紅型で染めた山里の風景文様の帯に、龍工房の矢羽柄の帯〆。同じく龍工房の縮緬帯揚げを入れています。実はきものの絣文様が微妙に矢羽のような形をしているので、帯〆の柄とリンクさせてみました。
後姿も撮って頂きました↓
祖母が楽しんで田舎の風景を染めた気持ちが伝わって来る帯です。撮影して頂いた、人気きものブロガーの“きもの花椿”さん、ありがとうございます!いつも撮って下さる人がいないので前帯しか披露出来ておらず、祖母も大変喜ぶと思います。
「花子とアン」のきものを制作した和裁所
ところで、最初の一枚で一緒に写っているのは、このきものを仕立てて頂いた和裁所“海老原美智子プロきものスクール”代表の海老原美智子先生です。
この和裁所のことは、これまでにも何回か書かせて頂いたので、覚えて頂けている方も多いのではないかと思います。
昨年、私が企画・制作した時代きものイベント“江戸着物ファッションショー”で、江戸時代の帯の再現制作をして頂いたことからご縁が出来、その後、仕立ての勉強のために時々見学をさせてもらっている和裁所です。
その経緯をこちらの和裁所所属の和裁士でもある“きもの花椿”さんがブログでご紹介してくださっているので、ご覧くださいね↓
http://kimonohanatubaki.blog.fc2.com/blog-entry-413.html#comment861
さて、先生とのお写真で、背景にたくさんの方がちくちくと縫ったり、仕立ての具合をチェックしたりしている様子が写り込んでいますが、こちらの和裁所は、プロの和裁士としてお仕事をされている方と、生徒さんとして和裁を習っていらっしゃる方が同じ場に混在し、非常に和気藹々とした雰囲気が大きな特徴です。
あの人気店のおきものも、それからあちらの人気店のおきものも、ここでお仕立てやお直しをしているんです!…と名前を書きたいところですが、それはもちろん企業秘密。
また、NHKの朝ドラも半年ごとに担当していて、そう、大好評を博していたあの「花子とアン」の衣装も、こちらで制作されていました。蓮子様の衣装も、少し前まではすぐ横の棚に積み上がっていたのですのよ…!
羽織から帯への仕立て替え相談と、村山大島仕立て上がり!
…と、本当に楽しくいつもこちらに伺っているのですが、この日は、お仕立てに出していた村山大島の単衣が出来上がったので、取りに伺いました↓
海老原先生にたとうを開いて見せて頂き、にっこにこしています。とてもシックな村山大島。10月中は単衣を着ようと思うので、またこの日記でご紹介出来ることと思います♪
そしてもう一つ、祖母の遺品の中の羽織を、帯に仕立て替えたいと思い、その相談にも伺いました。今回、総絞りの羽織と、祖母が染めた東京紅型の羽織、二枚を名古屋帯に仕立て替えたく、真剣に相談中↓
さてさてどんな帯になるか…は、今後のお楽しみに!
きものの外出は本当に楽しいです♪
にほんブログ村
にほんブログ村