西端真矢

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「美しいキモノ」きもの着姿投稿サイト開始☆私も週末の単衣コーディネイトを二つ投稿してみました 2015/06/01



猫に噛まれた手の傷もほぼ癒えて着付けが出来るようになり、週末は土日とも、きもので外出しました。
そのコーディネイトを、ふだんならこちらのブログでご紹介するだけなのですが‥本日より「美しいキモノ」のきもの着姿投稿サイト「KIMONO SNAP GALLERY」がオープンしたということで、私も早速投稿してみました。良かったら、こちらのサイトからご高覧下さい。私の写真が二枚あります!↓
http://utsukushii-kimono.jp/snap/

この「KIMONO SNAP GALLERY」サイトは、携帯やPCから簡単に着姿スナップを投稿出来るもので、自分一人で撮ったものでも、お友だちと撮ったものでもOKということです。
お気に入りの着姿を見つけたら「いいね!」ボタンを押して応援したり、また、3カ月に一度、「美しいキモノ」編集部、木村孝先生、「美しいキモノ」で活躍されている着付け師やカメラマンの方…などなどが審査を行い、各賞の受賞者を決定。選ばれた一枚は「美しいキモノ」本誌に掲載のチャンスがあります。
また、各回の受賞者の中から年間特別賞に選ばれた方には、何と、帯!や和装小物の豪華プレゼントもあるそうです。ほ、ほしい‥。「いいね!」が多かった方には読者賞の授与もあるそうですよ。
      
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‥と夢が膨らんだところで、私のコーディネイト二つを、こちらのブログでもご紹介致します。土曜、日曜とも、この暑さですから、もちろん単衣で出掛けています。

塩沢(たぶん)の単衣で宮古上布勉強会へ

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土曜日は、宮古上布や結城紬のコレクションで知る人ぞ知る、千駄木の名きもの屋さん「工芸染色山ざき」へ、上布の勉強会に出掛けました。きものを愛するお友だちが企画してくれたこの会。店主の山崎さんと、十数名のきもの仲間でわいわい楽しく勉強会の後、その中の五人で撮ったスナップ写真です。
私が着ているのは、恐らく塩沢と思われる単衣の紬。友人のおばあさまの遺品を頂いたものなので正確な産地は不明なのですが、触ったかんじで、たぶん99パーセント、塩沢だと思っています。しつけがついたきれいな状態だったもので、本当にありがたい限り。ただ、おばあさまのものだったため色がとても地味なので、黄色の博多帯で年齢相応の若やぎを出してみました。帯は道明製。生成りがかった白の冠組です。
お友だちの皆さんのコーデも、それぞれ好みが出ていてとても素敵ですよね♪先ほども書きましたが、「KIMONO SNAP GALLERY」はこんな風に、お友だちとのコーデも投稿出来るのが楽しいなと思います。

単衣のぼかし柄付け下げに、組紐帯で

一方、日曜日は、お茶会の日の礼装コーディネイトです。
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「KIMONO SNAP GALLERY」には同じ場所で、正面から撮った写真を投稿していますが、ここでは、お茶会をご一緒した私の「茶の先輩」が別角度から撮ってくれたものアップしました。正面からの写真は、ゼヒ「KIMONO SNAP GALLERY」をご覧頂けたら嬉しいです!
http://utsukushii-kimono.jp/snap/

私のきものは、まだ五月、更にお茶会という場ではありましたが、単衣の付下げです。親しい人とのお茶会で多少ルール違反が許される状況だからということもありますが、何しろ30度近い暑さだったのですから、よっぽどの正式な席でない限り、もう無理に袷を着る必要はないと思っています。第一、見ている方も暑苦しいでしょうし!
ちなみに、土曜日から、襦袢も半衿も絽に。日曜日は帯揚げも絽に換えました。今後もこの暑さが続くのなら、10日頃から、もうきものも絽で良いのでは?と思います。熱中症で倒れたらバカみたいですものね。

着用した付下げは、鬼しぼ縮緬の単衣。縮緬は、収縮を心配して単衣に仕立てない方も多いかと思いますが、私は汗をあまりかかないこともあり、気にせず着ています。今のところ特に問題はありません。
ピンクがかった淡い卵色から鼠色までぼかしたこの色使いがとても気に入っている一枚です。
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全身写真では分かりにくいので、きものに寄ってみた写真が上の一枚。全身にわたって、観世水のような水紋が表現されています。
このきものに、昨日は、淡いピンク色の袋帯(格子模様)を合わせました。ひなや製の組紐帯です。
私はきものと帯を反対色にするコーディネイトがとても好きなのですが、昨日は何故だか淡め×淡めの色の取り合わせにしたかったのです。このコーデに、勝手に自ら「銘 霞み」と名づけてみました(≧▽≦)
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そんなぽわぽわっとしたコーデには、龍工房製の帯揚げのグレーとワインレッド色で、かすかなアクセントをつけて。帯揚げは、土曜日と同じ道明の白の冠組です。
     
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そして、上の二枚の写真は、この日のお道具組(の一部)と、お床を撮ったもの。韓国青磁の水指など、初夏の爽やかな風を感じさせて頂いたお道具組でした。
こちらの茶会は、料亭や寺院内の茶室ではなく、個人のお宅の茶室で開かれました。その方とはお茶を通じて知り合ったのですが、お茶を愛してやまず、ついにご自宅に茶室を作ってしまったとお聞きし、一度伺ってみたいと思っていたところ、今回お招きを頂いたものです。
気持ちの通じ合う、少人数の方々と、お濃茶とお薄のお席。は、何とも清々しく楽しいひと時でした。こういう機会にめぐり遭うと、お茶を学んでいて本当に良かったと思います。

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さてさて、話はまたきものに戻り、こうして楽しい時間とその日の着姿を「KIMONO SNAP GALLERY」に投稿してみた訳ですが、これから、全国のきものloverがコーディネイトを披露し合うことで、もっともっと着ることが楽しくなったらいいなと思います。
私もまた時々投稿するつもりですし、ちらちら覗きに行ってみようと思います。我こそは、と腕に、いや、きものコーデにおぼえのある皆様、賞を狙ってゼヒ応募なさってみて下さい!
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