西端真矢

ARCHIVE:

総絞りのきもので歌舞伎座へ 2015/02/10



昨日は友人と歌舞伎座へ行って来ました(夜の部です)。
↓開演前の歌舞伎座のにぎわい。ここに立つだけで気分が高揚しますね。
%E6%AD%8C%E8%88%9E%E4%BC%8E%E5%BA%A7%E5%89%8D%E3%81%A7.jpg
コートは、今年母が新調したものを借りました。アルパカ製で暖かい!首周りだけ薄手のショールなどを入れることもあります。

↓きものコーディネイトは、こちらの写真で。役者さんや演目にちなんで、ということは何もなく、着たいものを着ました~。きものは、明るい緑色の総絞り。絞りの種類は疋田三浦絞りです。
%E6%AD%8C%E8%88%9E%E4%BC%8E%E5%BA%A7%E3%81%A71.jpg

↓下の写真では、帯周りに寄ってみました。勝山織物の葵文様名古屋帯に、道明の笹浪組紫ぼかし。帯揚げは、紺色の麻の葉文様地紋‥なのですが、地紋は見えないでしょうか。
%E8%91%B5%E5%B8%AF%E5%AF%84%E3%81%A3%E3%81%A6.jpg

%E6%BC%94%E7%9B%AE.jpg
↑昨日の演目はこちら。菊之助さん、吉右衛門さん、梅枝さん、素敵でした♪
三幕目の河竹黙阿弥作「水天宮利生深川 筆屋幸兵衛」、明治維新で落ちぶれた謹厳・清廉な元武士(幸四郎さん。ぴったりのイメージ!)が、困窮の末に発狂して、踊り出したり、禿げ頭の大家さんの頭を叩いたり…の滑稽な演技がかなり面白かったです。
そして、一幕目は源平合戦もので、平安武士の鎧兜を見ると、あの下げ緒の紐は高麗組?いや、随分厚みがあるから亀甲組かしら?おおっ、総角が堂々と美しい!そうそう、鎧には組紐が使われているんだよね‥と、秋に「美しいキモノ」の帯〆特集のために勉強した様々な組紐知識が蘇り、ついつい紐類を凝視してしまうのでした!
それにしても、やはり歌舞伎は本当に楽しいです。誘ってくれた友人に感謝♪

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代の生き方へ
にほんブログ村