西端真矢

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“大好きな有名人に身近に会える運”野宮真貴さん篇、10月9日きものサローネで!予告! 2015/09/27



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皆様、日曜日、いかがお過ごしでしょうか。
突然ですが、私の人生にはちょっと嬉しい運勢がありまして、それは名づけて“大好きだった有名人に身近に会える運”!です。
例えば、小学生から中学生にかけて大大大ファンで、少ないお小遣いをこつこつ貯めて写真集など集めていた薬師丸ひろ子さんに、二十代で雑誌の仕事をしていた頃、その雑誌に薬師丸さんがエッセイを連載することになり、何と私が担当を拝命!毎月お会い出来るようになったり、二十代後半に中華圏映画に熱中していた頃、「素敵な俳優さんだな」と、毎年末、日本の中華映画マニアが投票する「好きな中華圏映画&俳優ベスト10」で助演男優賞に投票していた俳優さんに、好きが昂じて留学した中国の映画学校で、改めて映像の勉強をしに来ていた彼と同じ寮生として出会えて友だちになったり(彼は今も台湾のテレビ・映画業界で中堅俳優として活躍しています)。
そんな私の何だか嬉しい運勢に、新しい一章が加わりそうです。
それは‥野宮真貴さん!
そう、言わずと知れたPizzicato Fiveのヴォーカルとして、90年代、世界を魅了したヴォーカリストです。私も大の“ピチカートマニア”で(この言葉、なつかしい!)、もちろんCDは全部持っているし、ノベルティなども一部保管していたり。Pitticatoが解散した時は本当に悲しかったし、でも、解散前の最後のアルバム「さ・え・ら ジャポン」は本当に名盤だと思って、今でも時々威儀を正して聴いています(初めて聴いた時は本当に泣きました)。

そんな野宮真貴さんがきもの好きということは、もちろんファンなので知っていたのですが、何と、私が実行委員会に加わっている今年のきものサローネに、出演されることになったのです!きものスタイルでミニライブを開くとのこと。
私は今年のサローネに、そもそもは広報物のライターとして加わっていたはずなのですが、何故かいつの間にか当日のステージ進行周りを手伝うことになっていまして…、最終的に割り当てられた役割は、出演者の方々のアテンド全般総責任者。要するに、楽屋に張り付き、ステージ横の演出家とインカムでやり取りしながら、全体進行をスムーズに進めて行く役回りです(嗚呼、責任重大です)。
…と言うことは‥!野宮さんとずっと一緒ではありませんか。
きゃーーー当時の私に教えてあげたい!「さ・え・ら ジャポン」にサインしてもらおうか‥いやいや公私混同はいけませぬ。お仕事お仕事あるのみですが、それにしても嬉し過ぎます。

…という訳で、かつてのピチカートマニアの皆様、そして、モダンきものを愛する皆様は、これ以上ないほど完璧な姿でモダンきものを着こなす野宮さんをうっとりと眺めに、10月9日(金)18:00~ゼヒ「きものサローネClub Night」にお越しください。
場所は、COREDO日本橋1三井ホール。野宮さんのライブの他に、みんなでネオ盆踊りを楽しむ「Bon Odori」(最近盆踊りが人気爆発ですよね。楽しそう♪)や、「5時に夢中」「スッキリ!」のコメンテーターとしておなじみの湯山玲子さんのトークショーも同時開催。そして楽屋で奮闘する私のことを思い出して、そっと涙をぬぐってくださいね♡
もちろん、「Bon-Odori」ではちょっとは私も踊りたいし、野宮さんのライブも楽屋を抜け出して少しは聴きに行っちゃうと思います!

「きものサローネClub Night」の詳細やチケット購入はこちらからどうぞ↓
http://kimono-salone.com/kimononight/#day-10-9

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雑誌のページが出来るまでの最初の作業を、休日に。 2015/09/19



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連休初日…ですが、今日は家で仕事をしています。
カメラマンさんより、火曜日の取材のいい写真が上がって来て、にっこり。
更にその取材内容をどうページに構成するか、頭を悩ませて描いたラフコンテが編集者様に一発OKとなり、すこぶる快調。更に新しいお仕事のお話も入って嬉しく♡
あとは今晩中に一本別の原稿を仕上げて‥と。
万事快調に過ぎて行く休日の夕暮れです。

(写真は取材ノートとコンテを撮ったものですが、内容はもちろん発売まで企業秘密のため、わざと流し撮りして撮っています)
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秋の初め、雑誌と本の取材が続いています~染織工房と山梨の農村へ 2015/09/15



今日、そして週末の土曜日と、仕事の取材で、忙しくも楽しい時間を過ごしていました。
まず、今日は、朝5時起き!雑誌のお仕事で、東京郊外の或る染織工房へと向かいました。
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今ではもう日本全国を見渡してもごくわずかな工房しか出来る所がないという、或る貴重な制作工程を取材。これがかなりかなりかなり複雑な工程で、もちろん事前の勉強はした上でうかがっているのですが、分からないことが続出。根掘り葉掘り質問をする私に本当に丁寧にご説明を頂きました。染織好きとして、これ以上ないほど幸せな取材の時間。この成果は11月発売の「いろはにキモノ」にてレポート致します。ゼヒお楽しみにお待ちくださいませ!

      *

一方、週末の土曜日は、晩秋から書き始めるノンフィクション本の取材のため、山梨県の「武川村」という小さな村へ向かいました。
この村を訪ねるのは、今回で3回目。主人公が明治末に耕していた田んぼがあった土地は今も変わらず田んぼのままで、その風景を、冬、春、夏と追いかけて来ました。
この村の最寄り駅は、中央線の日野春駅。そこから小さな山一つ分を下り、釜無川という大きな川を越えると武川村にたどり着きます。今まではタクシーを利用したり、出版社の方の取材動向がある時はその車に乗せてもらって向かっていたのですが、今回は明治期の主人公の暮らしぶりを理解するため、一人でこの山道を徒歩で向かうことにしました。「野猿返し」という名前のついた道です。
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途中には秋の予感。栗やどんぐりが落ちていました↓
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↑ふだんのきもの生活の癖で、スニーカーなのに内股気味になってしまっているのが若干苦笑。
そして山道は、途中かなり細いところもある上に誰もすれ違う人もなく、遭難したら大変とちょっと緊張しました↓
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この日は台風が去って間もない日。山を抜けて渡る釜無川の水量も相当に上がり、どうどうという怖いような音が山の中に響いて来ていたのでした↓
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やがて武川の水田地帯にたどり着くと、いきなり台風で倒れてしまっている稲があり、心配になります↓
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でも、見渡すと、大部分の田んぼでは元気な稲が風に揺れ、もう少しで収穫の秋を迎えようとしていました↓
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↑或る畑の脇にはコスモスの花が。
あと一度、刈り入れの時にここを訪れたら、いよいよ原稿を書き始める予定です。だんだんと心の緊張が高まって来ています。
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山口組分裂!‥きもの好きと噂の司忍組長をきものファッションチェック! 2015/09/08



本日のきもの日記はふだんとはがらりと内容を変えて、山口組六代目司忍(つかさ・しのぶ)組長を中心に、“極道きものファッションチェック”をお送りしたいと思います!ふ、ふ、ふ‥
そう、近頃、日本最大の暴力団山口組分裂のニュースが世間を騒がせています。堅気中の堅気の家に生まれ人生100%堅気に生きて来た私ですが、人と人との間に働く策謀の問題に関心があるため、関連ニュースを何件か検索して行くと、司忍(つかさ・しのぶ)組長の並々ならぬキャラの立ちぶりが気になって来ました。
ニュース番組でご覧になった方も多いかと思いますが、服役から出所した時の写真↓
http://www.sankei.com/west/photos/150831/wst1508310024-p3.html

こちらは動画です↓

とてつもなくダンディーで、海外でも話題になったと言います。このコートはマッキントッシュ製でしょうか?六十代後半にしてチェック柄のコートをこうも見事に着こなせるとは‥。革製と思われる帽子も、文句のつけようがなく似合っています。

更に経歴などを読み込むと、武闘派の面も持ちながら、現代的な、頭脳派ヤクザのあり方を標榜(経済ヤクザということでしょうか?)、愛読書は何と哲学分野!たいていの哲学書を読破しているそうです。
哲学科出身の私、組長に会う機会があったら(一生ないと思いますが)、「銃撃戦における永遠と一瞬」というテーマについて、存在論的に会話が弾むのでしょうか‥!

きもの好きと評判の司組長のきものファッションチェック!!!
…などとバカなことを考えていると、きものを仕事としている人間として、見過ごせない一行に出会いました。何と、司組長は、大のきもの好きであるそうなのです。
そこで早速画像検索してみると、確かに色々と発見出来ました。
例えば、この産経新聞のインタビュー↓
http://www.sankei.com/west/photos/150831/wst1508310024-p1.html
明るいグレーの縮緬地と思われるきものは、細かく格子を染め出しています。なかなかこの色はきもの好きではないと手を出さない一枚であり、更に、遠くから見ると無地、近づくと(近づくのが怖いですが)模様が分かる、というあたりも江戸時代に生まれた男子の美意識そのものと言って良いでしょう。

更に、昨年の初詣には、茶色の羽織+長着の一揃いで↓

更に更に、藍色の格子柄の羽織+長着も持っているようで、これもなかなか相当のきもの好きでないと買わない一揃いであると思います↓
http://livedoor.blogimg.jp/imanishinoriyuki/imgs/5/f/5f2e1b51.jpg
素材は張り感や独特の光沢感から、恐らく大島と思われますが、フラッシュのせいかも知れません。が、こちらの羽織では、羽織紐に、石を使うタイプの無双型を付けていて、反対に、一つ前の初詣の一揃いでは結ぶ型のものを使用。きものの格に合わせて羽織紐にも注意を払っているようで、やはり大島のように思えます。
とにかく羽織紐を色々試しているあたり、相当なきもの好きなのでしょう。藍色の格子の大島も、生半可なきもの好きには手が出せない一枚です。半衿は常に白で、きものに合わせて様々な色を楽しむ男性が多い中、強いこだわりを持っているようです。

司組長の帯が異様に太い‥!
…と、このようにファッションチェックをしていると、非常に気になる着姿に出会いました。
下は、何と組長がカラオケをしているレアな動画なのですが‥(ちなみに歌はプロ並み)↓

よく見ると、帯が異様に太くないでしょうか?普通、男性の場合、角帯か兵児帯を締めますが、どちらもこの半分くらいの太さのはずです。司組長のこの帯は女性の帯と同じくらいか、もしかしたら更に太幅かも知れません。巻き方でこうなっているのではなく、どうも元々この太さに織っているように見えます。このような太い帯を締めている男性は私は見たことがなく、非常に特異と感じました。
そこで、もしかしたらこれは極道に特有の帯なのかしら?と明治から現在に至るまで様々に画像検索してみましたが、皆さんごく普通の角帯を締めているようです。するとこれは司組長の特別なこだわりなのでしょうか?
しかし、虚心坦懐にもう一度先ほど掲げた大島の画像を見てみると、司組長の向かって右側を歩く最高幹部の帯も、同じくらい太いようです↓
http://livedoor.blogimg.jp/imanishinoriyuki/imgs/5/f/5f2e1b51.jpg
と言うことは、もしやこれは、山口組最高幹部の文化なのか?はたまた司忍六代目側近の間だけでの流行なのか?
よく見ると、この写真の司組長の帯は、普通の角帯よりは太幅。しかし先の演歌の時の白い帯や、隣りの幹部よりは狭い幅のようです。これもなかなかに独特です。非常に興味深い。

ともかく、最も太幅の場合、何となく、さらしを巻いた姿を想像させる幅であり、ここに侠客の美学を表現しているのか‥とも思いましたが、総ては推測です。きものライターとしては本当のところを聞いてみたいところですが、もちろん山口組に知り合いなどいる訳がありません。きもの探究のためには日本中どこへでも出掛けて行く、時々編集部などでお会いする朝香沙都子さんに聞きに行ってもらいたいけれどw(私は怖いから行きたくない)、もちろん朝香さんも行かないですよね。
いっそ私が山口組のホームページに質問をしてみる?とも思いましたが(ホームページがちゃんとあるんです。とても丁寧な言葉遣いで驚きます)、この非常時にこんな呑気な質問に関わっているヒマがある訳ないですよね。

しかし、恐らく私が日本で一番熱心に司組長のきものを分析してみたハズ。いつかこの謎が解ける日があることを願います。もちろん暴力団を肯定する気など毛頭ありませんが、そもそも現在のきものの中には、江戸初期に“かぶき者”と言われた社会のつまはじき者たちに淵源をもつ要素が多々含まれています。常にきもの全体に関心を持つ者としては、現象として、現在のヤクザの中でどのようにきものが着られ、継承されているのか、とても気になるのです。

襲名式には黒紋付きで

…と一応学問的にもまとめてみたところで、更に様々な映像を見て行くと、司組長の六代目継承式の動画を発見しました↓

こういう時は、もちろん、黒紋付き袴の男子の正装姿なのですね。
司組長もさることながら、ナンバー2である高山若頭が、片目がつぶれていて異様な迫力です。映像開始後すぐに出て来るので、ゼヒご覧になってみてください。
更に続いて出て来る、居並ぶ有力組長の皆さん。明治の元勲のような組長もいれば、何か画家のようなおかっぱ頭の組長もいたりで、我々が抱きがちなヤクザのステレオタイプがいかにイメージ貧困であるかを思い知らされます。

茶道にも通じる極道の儀式作法

そして、適当に上の画像のカーソルを進めて頂くと固めの盃の場面が出て来るのですが、これが、茶道や包丁道にも通ずる伝統の所作の数々。我々の預かり知らないところで、これはこれで日本の美学が綿々と受け継がれていることを知りました。
更に下の動画は、一つ前の五代目組長の襲名式の際のものなのですが、9分45秒過ぎ頃から続々と会場に入って行く幹部たちの姿は、茶道の「席入り」を髣髴とさせます↓

式の間、それぞれの組長はしっかりと扇子を要を右に向けて膝前に置いて座っており、この辺りも正に茶道と通じる作法。非常に興味深く見入りました。


リアル極道の妻の正装姿!
更に下の動画では、本物のヤクザの姐さんが登場します。1分31秒あたりから、ご覧ください。

病死した三代目の跡目を継ぐ四代目の継承式で、三代目の代理として、妻である田岡文子姐さんが固めの盃を呑みます。この時、着ているのは黒留袖。白の比翼付き。なるほど、こういう時はやはり姐さんも女子の第一礼装なのね、とこれも大変に興味深い。
映像が荒れていてよく柄が分かりませんが、帯は白地のものを締めています。金銀糸が入っているのか、どうなのか?
留袖の柄も映してほしいところなのに、恐らく男性のカメラマンにはそんな気の利いたことは出来る訳なく、これも残念ながらよく分かりません。青の柄が入っているようにも見えるのですが、もしかしたら松か波を描いたものか‥?確かに鳳凰や鴛鴦の柄では何だか襲名式の場にはそぐわないですよね。私が姐さんでも松や波濤などの柄にすると思います。それにしても本物のヤクザの姐さん、とてつもない迫力です。

…と、近頃は原稿が書けない時の逃避活動として、山口組ファッションチェックが格好の素材となった私でありました。結論として、司組長のきものファッションは非常に上質で通好み。しかしもしかしたら羽織裏や襦袢にはものすごい龍の絵やエロチックな浮世絵などが描かれているのか?そして謎の太幅帯がやはり気になります!!!

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サローネに向け、「カレンブロッソ」で立ちっぱなしでも疲れない草履購入の巻! 2015/09/03



きものサローネまで、約1か月。期間中、私はステージの進行オペレーション関係の仕事があり、3日間立ちっぱなし(泣)となりそうです。
もちろん靴よりも草履や下駄の方がずっと足にやさしいことは言うまでもありませんが、さすがに3日間立ちっぱなしはきつい。そこで、ジョギングシューズのような低反発素材で出来ていて、とにかく疲れにくいと評判の「カレンブロッソ」に、新しい草履を買いに出掛けました。
何しろ、きもの好きの友人が全員、
「そういう事情だったら、絶対にカレンブロッソがいいよ」
と口を揃えて言うので、これはもう確かだろう、と。

実は、今回の私の初カレンブロッソ、父がプレゼントしてくれることになりました。
先日家族との食事中に上に書いたようなことを話していたら、父が「よし、パパがその草履を買ってやる!」と言い出したのです。色々色々色々色々色々と面倒くさい我が父なのですが、やさしいところがありまして、特に仕事を頑張っているといつも応援してくれます。ありがたくプレゼント頂くことにしました。
…が、何しろ六本木ミッドタウンのようなおしゃれな場所には全く縁のない“おしゃれ音痴6000%”の我が父ですので、私が自分で買いに行ってお代だけプレゼントしてくれることに。早速昨日、「カレンブロッソ」を訪れると、素敵な新作が並んでいました。
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迷った末購入したのは、上の写真で私が試し履きしているものです。私は紬も垂れものもどちらも好きで、頻度も同じくらいの割合で着ているので、ソール部分がベージュ色の下駄風のシリーズよりも、白系のタイプの方から選びました。子どもっぽくない水玉柄が素敵なこの鼻緒は、お召地で作られています♪
これでサローネ3日間、足の疲れ対策は万全ですっ!

そして‥何ともほっこりしたことに、下の写真の「カレンブロッソ」のおしゃれきもの男子マネキンさん↓
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↑よく見ると、手元にきものサローネのポストカードが!
ありがとうございます!
「カレンブロッソ」さんは10月7日(水)から9日(金)、サローネの「きものマルシェ」に出店。新作がたくさん並ぶそうなので、皆さんもゼヒ覗いてみて下さいね。
私はこれから1か月間、本番に向けてこの草履を履いて出かけ、足慣らしをして行きます♪
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夏の終わり、厚地の浴衣に帯違いで、大田楽と八芳園夏祭りへ 2015/09/02



今年の夏はお盆までひたすら仕事をしていましたが、お盆明けからは若干余裕が出来、お友だちと食事をしたり遊びに出掛けたりしています。毎回毎回は写真を撮りませんが、浴衣で出かけた日に撮りましたので、夏の記念に二つのコーディネイトを。

一つ目は、お盆明け、六本木ヒルズ夏祭りでの「大田楽」公演を見に行った日のコーデです。‥と言っても帯周りの写真を撮り忘れ、ご一緒した皆さんとの写真のみなのですが‥
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きものは、浴衣としては厚めの木綿地に笹模様を注染で染めた一枚。地の布にはレモン色や水色の緯糸(よこいと)が入っています。
8月13日の日記と同じ柿色の麻の半幅帯を締めて。
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「大田楽」とは、狂言の和泉流の故五世野村万之丞さんが創始した群舞で、古代から中世に舞われた田楽を現代にアレンジしたものです。六本木ヒルズではこの十年間、ヒルズやヒルズ周辺の商店街の皆さんが参加されて大田楽を舞い続けて来られたということで、皆さん見事な群舞を披露されていました。衣装も万之丞さんがデザインされたそうで、古代の狩衣からアレンジしたかっこいいものです。
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もう一日は、先日、大好きなお友だちと三人で八芳園夏祭りに遊びに行った日のコーデです。
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こちらは、寄りの写真を撮りました。この日はなごや帯に洋角組の帯〆で。襦袢はなしで、足袋は履いています。
このお祭りは、ふだんは結婚式やシンポジウム会場などとして使う大きなお部屋をまるまるビュッフェ形式の夏祭り会場にして、ステージを見たり盆踊りを踊ったり、お庭の屋台で遊んだりするというイベントです。私も盆踊りに参加。はしゃいでます↓
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盆踊りを踊ったのなんて、大学時代か社会人一、二年目頃に友だちと旅行して、地元のお祭りに参加した時以来でした。楽しかった…!来年はもっと盆踊りを踊る機会がありますように!
ステージでは「鬼太鼓座」が登場。音も、太鼓を打つ動作そのものもパフォーマンスとして完成された素晴らしいものでした↓
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最初はハッピ姿なのですが、最後はふんどし姿に。三島由紀夫の世界です‥
         
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例年なら9月に入ってもまだまだ残暑厳しく、15日頃までは皆さん絽のきもので過ごすことが多いと思うのですが、今年は更衣通りの単衣で大丈夫そうですね。秋もきものであちこち出掛けたいと思います!
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