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山口組司忍組長、久々にカメラの前に登場‥の日のきものを分析 2015/12/08
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9月8日に掲載しましたところ大変好評を頂きました、西端の「極道きものウォッチング」ブログ。
「山口組分裂!‥きもの好きと噂の司忍組長をきものファッションチェック!」
http://www.maya-fwe.com/4/000379_J.html
きものを愛し、きものに携わる者として、客観的な視点=学問的に言えば民俗学的な視点で、極道という社会グループに属する人々のきものとしきたりとの関係を、興味深くウォッチしています。
その後めぼしい動きもなかったのですが、つい先日、分裂騒動以来初めて司忍山口組六代目がカメラの前に姿を現しました。下記のURLの映像でご覧ください。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2648430.html
向かったのは、歴代山口組組長が眠る墓地。先代の命日のお墓参りです。
この日、きもので現れるかと注目していたのですが‥何と驚いたことに、司六代目は作務衣を着用しています。
作務衣とは、つまり作業着。作業着で先代の墓参りとは、あまりにも無礼過ぎ、これまで場の格に合わせて敏感にきもの選びをして来た司組長らしからぬ装いです。
これは一体、分裂騒動で心の余裕をなくしているためなのか?
はたまた、先代は現在の騒動で対立する山健組の出身だったことを踏まえ、先代として礼を尽くすために墓参りはするが、その一方で、「わしは山健組を軽く見ておる」というメッセージを伝える、深謀遠慮の選択なのか?謎が深まる司六代目の装いでした。
「極道のきもの研究」は、今後も細々と続行したいと思います。次に注目しているのは、今月13日に行われるという、新年事始め。何でも極道の世界では、11月が年の終わりで、翌月の13日に新年会をするのが通例なのだそうです。この日には一転、司組長は黒紋付き袴で現れるのか、どうなのか?‥と、だんだんと極道の習慣にも詳しくなってまいりました‥