西端真矢

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洗い張りですっきり蘇った大島に紙布帯で、打ち合わせへ 2016/04/06



昨日は雑誌関係の打ち合わせがあり、きもので出掛けました。
仕事の時は、紬が中心です。
最近、洗い張りに出して仕立て直した祖母由来の大島があるので、それを着て行くことにしました。
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上の写真が、洗い張り→仕立て直しから帰って来た時に撮ったものです。before写真を撮っておけばよかったと悔やまれるのですが、布全体が大分くたっとなったかんじ、更に八掛の裾の一部がすり切れて破け、かなり断末魔な状態でしたが、すっきりと蘇りました。
黒と紺の糸で地の部分を織り上げ、身頃と袖に、縦に唐花が入った模様付けです。

実際のコーディネイトはこんな風に↓
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米沢の「近賢織物」製の白地にかすかに茶色の縞が入った紙布帯で、すっきりと。帯揚げはきものの柄と同じ茶の縮緬を、赤の帯〆で挿し色にしてみました。
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これから、大島が心地よい季節が始まりますね(紙布帯も!)。蘇ったこの子を、また違ったコーディネイトで楽しんで行きたいと思います♪

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