西端真矢

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半年ぶりのお茶お稽古 2016/06/06



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昨日、日曜日、半年ぶりにお茶のお稽古に出ました。
十二月の下旬から本の原稿を書き始め、なかなか「お茶の気持ち」に切り替えることが難しく、実は自主的にお休みにさせて頂いていたのでした。
久し振りにお稽古に出てみると、お茶ならではの、何とも言えない静謐で背筋が伸びるあの感覚がすぐ蘇ります。先生からは絶対に「半年ぶりだからお薄をしなさい」と言われると油断していたら、まさかの「濃茶」指名で点前はぼろぼろでしたが‥何とか来月も時間を作って稽古に参加したいものです。
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↑ちなみに昨日は、長板一つ飾りのお稽古でした。珍しい「花結界」に心躍って!(風炉の右に見える四角い箱状のものは、電気式風炉のスイッチボックスです。お稽古の時は電気式を使うこともあります)
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↑お菓子は吉祥寺「亀屋萬年堂」の「青梅」。
実は昨日は十カ月に一度ほど回って来るお菓子当番に当たっていて、都心の方の菓子舗も考えたのですが、まだ本の原稿が終わらず遠くへ調達に行くことが難しいため、近所の店で整えました。名前の通り今の季節の青梅をかたどったお菓子で、餡か皮の中からほんのりと梅の味がただよって‥多くのお流儀のお茶会の主菓子も担当する、知る人ぞ知る住宅街の中の名店なのです。

本の原稿の校了まであと三週間ほどでしょうか。時々部分部分でも割り稽古をして、何とか缶詰生活の中にもお茶の気持ちを維持したいものです。
(なお、着物の写真は撮り忘れてしまいました。いつも見て下さっている皆様、申し訳ありません‥)

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