西端真矢

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白地の絽の小紋を、帯2本で着回し♪ 2016/08/30



この夏は仕事が忙し過ぎて、きもので出掛ける機会も本当に少なく(悲)…そんな中、白地の小紋で出掛けた2回の外出のコーディネイト日記です。

一度目は、8月上旬に開かれたきもの仲間のお友だちとの夏の立食パーティーにて。
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白地に波模様が型染された絽の小紋。水色地に、あざみの花でしょうか?花が描かれた染め帯を合わせました。足元は、神田胡蝶の夏草履。
この帯、それから、次にご紹介する帯も、一枚目の写真に一緒に写っているお友だち、圭子さんからお安く譲って頂いたものです。圭子さんはきもの周りに様々な人脈をお持ちで、大富豪の奥様の箪笥からあふれたおきものを、ほしい方に安価で譲る会を主宰してくださったり。私も大いに恩恵にあずかっています。
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二番目の写真に一緒に写っているのは、浅草で大正時代から続く履物店「辻屋」の女将、富田里枝さん。この日は浴衣に辻屋さんの下駄を履いている方が多く、「辻屋ファミリー」で足元を撮ったのが上の一枚です。(若干ピンボケ、ごめんなさい)

この日のパーティー、皆さん、本当に素敵なおきものや浴衣で参加されていました。
圭子さんのおきものはアンティークの型染。里枝さんは有松絞かな?の絞り浴衣。3枚目の写真のお友だちは、確か綿麻の地に墨流しのきものです。墨流し、私もほしくなりました!
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八月下旬には、同じきもので、歌舞伎座へ。
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この日は黒の染め帯を合わせてみました。
花火と屋形船の柄は、八月下旬だとやや遅いのですが、今年まだ一回も締めていないし、東京ではまだ大きな花火大会が二つほど残っていたので、良いかな、と。
この小紋はどんな帯でも合わせやすく、本当に重宝します。帯の色が変わるだけで、大分印象も変わりますよね。
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それにしてもきものを着る機会が少な過ぎた…!
九月下旬から十月前半くらいまでは少し休めそうかなと思っていますが、どうなるでしょうか。きもので頻繁に出掛けたいものです。

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クロワッサン「着物の時間」、島田史子さんを取材しました。 2016/08/27



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雑誌「クロワッサン」で20年以上続いている人気コーナー「着物の時間」にて、島田史子さんを取材しました。
島田さんは、故澤村宗十郎さんの「番頭」を務めていらっしゃった方です。
「番頭」という職業、聞き慣れない方が大半だと思いますが、一人の歌舞伎役者さんに専属でつかれ、スケジュール管理などマネジメント業務を担当する他に、贔屓筋のお客様のご対応をなさるお仕事です。
詳しくは実際に記事を読んで頂きたいのですが、島田さんは宗十郎さんが亡くなるまで、25年間この職を務められました。日々歌舞伎座で過ごす中で身につけられたその着物スタイルは、着物を着慣れていればいるほど、素敵だなとうなされる、大変に洗練されたもの。ゼヒページを実際にご覧ください。

現在は、エステティックサロンを経営されつつ、歌舞伎の魅力を伝える講演活動などをされている島田さん。私は、2013年に「江戸着物ファッションショー」をプロデュースした際、髪型の再現で大変お世話になりました。その時以来、「素敵な着こなしをされる方だな」といつも気になっていましたたので、今回、取材させて頂くことが出来、大変嬉しく思っています。
皆様、ぜひ書店で手に取ってご覧くださいね!

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「美しいキモノ」秋号、3企画担当しました~その3、尾上菊之丞さん、「柿傳」オーナー安田さんご兄弟インタビュー+おまけ 2016/08/23



「美しいキモノ」秋号にて私が担当した企画のご紹介、その第三弾。
「男のきもの最前線」と題した男性きもの特集の中で、ふだんから着物を着こなしていらっしゃる素敵な男性陣の着こなしをご紹介するページを担当しました。
私が取材したのは、日本舞踊「尾上流」家元の尾上菊之丞さんと、新宿の京懐石の名店「柿傳」の代表でいらっしゃる安田眞一さん、「柿傳ギャラリー」店主の安田尚史さんのご兄弟。
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新橋花柳界の踊りの師でもある菊之丞先生は、東京の渋みとイキを代表する存在。その着こなしの核心をお話し頂きました。もっともっと字数がほしかったのですが、今回は1ページのみなのが残念なほど。江戸から始まり明治、大正を経て東京の中心の中心地に伝わる男のきもののイキとはどういうものなのか、そのエッセンスを感じて頂けたら幸いです。
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また、表千家で茶の湯に研鑽を積まれている安田ご兄弟様には、茶会の折にお召しになるきものをご披露頂きました。「柿傳と言えば茶の湯」と思い浮かぶくらい、ご兄弟とお茶は切っても切れない関係ですよね。柿傳ビル内の茶室で撮影させて頂いています。清新な茶の湯の男のきもの、ゼヒご覧ください。

最近は街でも男性のきもの姿をちらほら見かけることが多くなり、男きものブーム、じわじわと来ているのかなと思います。私が取材したお二人以外にも、たくさんの男きものスタイルが登場しています。男性の方はもちろん、彼・旦那様にきものを着せたい女性の方も、ゼヒご参考になさってください。
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そして‥おまけに、何と今号の「美しいキモノ」に、我が家の白猫・チャミも登場しています。
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じゃーん、254頁からの「ネコ模様の帯」にて、誌面のにぎやかしに4ページにわたって登場!親バカなので、きゃー!嬉し恥ずかし。かわいい猫の帯もたくさん紹介されていますので(私もほしい‥)、こちらもぜひご覧くださいね。
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…という訳で、3回にわたってご紹介しました「美しいキモノ」担当ページ、私の担当以外にも、付下げ特集、付録の「きもので京都」ガイドブック、「一枚の紬に三本の帯」特集…と、きもの好きが気になるポイントを突く記事が満載です。表紙は吉田羊さん。ぜひ皆様、書店で、電子書籍でお買い求めください!


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「美しいキモノ」秋号、3企画担当しました~その2「きもの周りの時短のコツ」 2016/08/22



発売中の「美しいキモノ」秋号、昨日に引き続き、今回私が3企画担当しているうちの2企画目をご紹介します。
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300頁からの、「きもの周りの時短のコツ」企画、全12頁のうちの後半半分を担当しました。
この業界にいると、時々、きものについての様々なアンケート調査について話を聞くことがあります。その結果を見ると、日本人女子と生まれて「きものが嫌い」「きものに全く興味がない」という人は非常に少ないらしいのですね。みんな、きものは好きだし、出来れば着てみたい、ただ、きものはどうにも難しい。面倒くさい。この「面倒くさい」問題をクリアして、少しでも手早く・簡単にきもの生活を楽しむためのコツを集めた企画です。
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着つけ、半衿付け、髪型(アップスタイル作り)、収納、お手入れの6項目から、徹底検証。毎日きもので生活されている“きもの達人”とでも言うべき皆様に取材を行って時短ワザを集めました。
私が担当したのは、髪型・収納・お手入れの3項目。
なるほど、こうすると簡単にきれいな衿足が作れるのね、こうやって畳むとシワなしで収納出来るのね、といった知恵が満載です。
特に、ヘアアーティストのおおつかみつえさん、裏千家の桂宗裕先生、小唄・地方の浅草紫沙さん、服飾絹文化研究家の富澤輝実子さん、日本舞踊「尾上流」師範で和ランジェリーブランド「Wafure」主宰の尾上博美さんには、細かくお話を伺い、写真や図でそのコツをまとめました。
皆さん、ぜひご覧頂いて、きもの楽ちん生活の参考にして頂ければと思います。私も早速幾つかのお知恵、実践しています!

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「美しいキモノ」秋号、3企画担当しました~その1「真田丸の衣装拝見」 2016/08/21



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昨日発売になった「美しいキモノ」秋号、私は3企画13ページ+おまけ1企画を担当しています。(ん、おまけって??)今日から連続3日間、ご紹介したいと思いますので、良かったらおつき合いください。
「その1」の今日は、171頁からの「真田丸の衣装拝見」をご紹介します。

三谷幸喜さんによる小気味よい、そして深みある脚本で視聴率好調の、NHK大河ドラマ『真田丸』。私も大ファンで毎回欠かさず観ていますが、何と、その一点一点手作りのオリジナル衣装を拝見+出演者インタビュー、という楽し過ぎる企画を担当することになりました。
実は、このお話を編集部から頂いた時、色々と仕事が詰まっていて大変な状況だったのですが、どこをどう考えても、編集部+外部ライター全員の中で、私より「真田丸」を見ている人は、いない!しかも私は、大の直垂(←ひたたれ・武士のきもののこと)萌え。要するに武士ファッション好きなのです。私が担当しなくて誰がやるのよー!と一人で胸熱になり、「やります!」とお答えしていたのでした。
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そんな5ページのこの企画は、2部に別れています。第1部は、じゃーん、出演者へのインタビュー!
劇中、ぞっとするほど冷酷な裏切りも辞さず、真田家のためにスパイ的な働きをして知謀をめぐらす“叔父上”こと真田信尹を演じる、栗原英雄さんにインタビューをしました。
信尹と言えば、親しくしていた春日信達という武将を騙し、春日が磔になってしまう‥という何とも恐ろしい場面がありまして、その印象から栗原さんも怖い人なのではないかと若干おびえながらインタビューに向かいましたが、もちろんそれは役の上でのこと。ご本人は、一問一問、とても真剣にこちらの質問に答えてくださる、素敵な紳士でありました。
そう、つまりそれだけ役になり切って、演じていらっしゃるということ。
これまでは、25年間所属された劇団四季をはじめ、舞台での活動が主体の栗原さんでしたが、その演技力に三谷幸喜さんが目をつけたのもむべなるかな。役者さんというのは自分の肉体を使って別の人格を乗り移らせることが出来る人なのだな、ということを改めて実感させられました。そのくらい、栗原さんと信尹は、全く違う人物でした!
インタビューでは、その役作りの裏側を、きもの雑誌ですから、特に衣装との関係からお話し頂いています。また、『真田丸』の今後の展開と信尹の関わりについてもお聞きしていますので、ぜひご高覧ください!
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また、衣装紹介のページでは、貴重な真田丸オリジナル衣装をNHK衣装部さんからお借りして、撮影を行いました。ページでは、各衣装が登場した場面のスチル写真と組みにして、どんな技法が使われているのか、どんな資料を参考に製作したのか、衣装さんに取材した解説を付けています。ぜひこちらもご覧下さい。
寧々や茶々、秀吉の豪華な衣装もあれば、地方出身武士だった主人公・真田信繁やその家族の衣装も登場します。身分や地方の違いがどのように衣装に反映されているのか、そんなところもぜひ解説から読み取って頂けたら嬉しく思います。

そう言えば、この衣装をNHK衣装部さんに借りに行った日、私たちがセレクションをさせて頂いている横で、小山田茂誠役の高木渉さんが、スタジオ入りする直前、衣装さんに着付けをつけてもらっていました。きゃー小山田がー!私の横にいるー!と大興奮。本当に、何もかもが、『真田丸』好き、歴史好きの私にとって楽しくてたまらないお仕事でした。場面解説や全体ストーリー解説のところなど、異様に力を入れて書いていますので、「もう、西端ったら」と笑ってお読みください。
「真田丸の衣装拝見」、皆様に楽しんで頂けたら幸いです♪


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夏風邪と、押入から出て来た新しい帯地 2016/08/13



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夏風邪を引いてしまいました。この数日大分涼しいのに、タンクトップタイプのパジャマで寝てしまったのがいけなかったようです。
微熱が出て、体の節々が痛い。月曜朝に提出の雑誌原稿が一本あるのが心配なところですが、幸い昨日、金曜日中にもう書き上げていて、あとは少し手直しをするだけなので、安心。真面目人間はこういう時に救われます。
そんな中、父がゴミ屋敷‥じゃなかった、片づけられない人なのでゴミ屋敷状態になっている書斎‥で探し物をしていたら、「押入から反物が出て来たぞ!」という嬉し過ぎるニュースが。
上の写真がその反物なのですが、洋風の花柄が型染された素敵な帯地です!きゃー!
私はよく「祖母が染めた」きものや帯を身につけていて、このブログでも家族の身びいきで再三ご紹介させて頂いていますが、それは、東京型染めをしていた母方の祖母の作。こちらは、現在父がゴミ屋敷状態の(←しつこい)書斎として一軒まるまる使っている、亡き父方の祖父母の家の押入から出たものです。父方の祖母はあまりきものを着ることもなく、もちろん染めもしていなかったので、どなたからの頂き物が何となく押入に入ったままになっていたのでしょうか。
どことなくかわいらしさのある柄。早速帯に仕立ててみたいと思います。黄色地の米沢紬や白大島などに合わせたら素敵かな?夏風邪も心なしか軽くなったようです。

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忙中楽あり~極上和菓子、文豪写真、猫、真田丸、長唄、神楽坂 2016/08/03



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トークショーのお仕事からほっと息つく暇もなく、今度は雑誌のお仕事でとてつもなくタイトなスケジュールを過ごしています。締切間近の原稿を多数抱えながら、日中は、取材、取材の毎日。広告代理店時代から忙しいことには慣れっこで生きていますが、それでもさすがにふらふらになるスケジュール。こういう時は決まって肩が切り立った崖のように固くなって行きます。
それでも、取材から取材の間に、原稿書きの合間のひと時に、そして時には取材から家に帰る途中の道に、少しの自由時間を見つけて楽しんでいます。
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例えば、上の写真は、或る日、神楽坂のスタジオでの取材・撮影の後に立ち寄った場所で撮ったもの。或る方に急ぎでアポ取りの電話をする必要があり、入った「la kagu」のカフェ。この日持ち歩いていた布バッグは、以前勤めていた女性だけの編集プロダクション「斉藤オフィス」の30周年記念に頂いたもの。気に入った持ち物がそばにあるだけで心楽しく過ごせます。
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同じ「la Kagu」の2階では、運営会社の新潮社秘蔵の文豪写真展が開催されていました。三島には思い入れがあるので、少しの間、この写真をじっと眺めて。窓に展示されているため、背景に並木の緑が見えるのも気分良いのです。
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その日はアポ取り無事終了の後、駅近くの「梅花亭」で和菓子を購入して帰宅しました。夏らしい主菓子と大福も購入して。
夕食の後、そして原稿書きの間に頂いたのですが、まあ、驚くほどの美味しさ。甘いもののお伴がないと原稿を書けない性質ですが、この日のお伴は格別。肩の崖が数層分、氷解していました。
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また或る日は、都心での取材の後、お友だちが出演する長唄の公演を、途中から、二曲半だけ聴きに伺いました。上の写真はそのプログラム。赤い緋毛氈を引いた雛壇にずらりと黒紋付きの男性陣が並んでいる姿を見るだけで胸がすっとしますが、三味線と鼓が日本のリズムでたんたんたんたんとたたみ上げ、そこに朗々と長唄の人声が加わると、正に晴れ晴れと魂がホールを抜け出して空を飛び回って行くようで、こんな寄り道がやはり人生には必要です。
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そんな中、昨夜は本当―――に久し振りに、「何も書かないで良いし、何も校正もしなくて良い」時間が出来ました。そこで、録画していた「真田丸」を一人鑑賞。秀吉の老いを描く三谷幸喜の物語作りの腕が冴え、思わず涙目に。
しかし小日向文世の秀吉は、もう今回以降、この人以外秀吉は出来ないのじゃないか、というくらい素晴らしいと思います。来週はいよいよ「難波のことも夢のまた夢」となるのでしょうか。そしてその死後を狙い、虎視眈々と動き出している各大名家の動きを描く筆にもまたしびれます。何しろ「陰謀渦巻く系」の物語が大好きなのです。
それにしても今年の大河は、とにかく演技達者が揃って痛快至極。全話欠かさず観ていて、大きな大きな娯楽になっています。
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そしてそして、飼い猫のチャミは、やはり最高の癒しです。
「頬っぺたすりすりしたいー!」とかなりかなり原稿書きの邪魔に来るし、出掛けようとするとがっくりと肩を落として見上げるその表情があまりにも哀れで謝りに行ったり‥と、相当仕事の足枷にはなっているのですが、やはり涙が出るほど愛らしい。今週金曜に一誌校了したら、来週は家にいる時間が増えるので、思いっきり甘えっ子しようね☆と言い聞かせています。
そして、こうして、字数も関係なく何のしがらみもなく、好きなように文章を書く時間が最大の気分転換になります。何と言っても結局、書くことが好きでたまらないのです。


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