西端真矢

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総絞りのきもので、「立合狂言会」へ 2016/01/20



 先週日曜日、目黒の喜多能楽堂へ「立合狂言会」を見に行きました。
 「立合狂言会」とは、流儀や家の垣根を越えて狂言師が一堂に会する公演のことです。
 一口に「狂言」と言っても、流儀や家によって同じ演目でも台詞や所作が違い、通常は(当然ですが)共演することもない。けれどこの公演では、その違いを実演付きで解説してくださったり、「佐渡狐」という同じ演目を実際に二家が同じ日に演じることで、細かな違いを非常に良く実感出来たり…と、本当に、他に類を見ない試みとなっているのでした。
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上の写真は、全演目終演後、出演された狂言師の全員での集合写真。狂言独特のはー、は、は、は、はの笑いを一同でされたところを撮影しました。いかにも新春らしい、楽しい雰囲気が伝わって来るかと思います。狂言は、今で言えばコントに当たるもの。有名な「棒縛り」など四つの演目を見ることが出来、楽しい初笑いとなりました。
この「立合狂言会」は、今年で二回目の開催だそうです。また来年も、再来年も開催する企画とのことなので、皆様、来年の新春まで、ぜひ覚えていてくださいね。

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 さて、その「立合狂言会」には、総絞りのきもので伺いました。祖母からの伝わり物なのですが、かなり明るいエメラルドグリーン色が珍しい一枚だと思います。絞りは、絞り目の形から三浦絞りだとこれまで思い込んで来ましたが、もしかしたら違うのか??機会があったら専門家に聞いてみたいと思います。
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 帯は、勝山織物の葵文様の名古屋帯。道明の笹浪組紫ぼかしの帯〆と、ベージュ色の縮緬地に源氏香文様の帯揚げを合わせてみました。
 これからしばらくは、本を書く仕事に集中するため、他のお仕事も断り、外出も控えめにする予定で、出掛けること自体が週一度あるかないかという毎日になりそうです。それ以外はずーっと家と家の近所への日々の食材の買い物だけで過ごす静かな生活ですが、出掛ける時はきものでぱっと楽しく気分を変えたいと思っていますので、皆様また時々覗きに来てくださいませ。


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