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「歳寒三友」柄の帯で、「竺仙」の展示会と新年食事会へ 2017/01/17
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先週土曜日は浅草で開かれた老舗「竺仙」の展示会へ、きもの友だちとお邪魔しました。
会場は、浴衣をはじめ、江戸小紋、縞など、逸品がいっぱい↓
こちらは、その逸品のデザインや色を決定する部門「竺仙」の「商品課長」である友人の對馬さんのコーディネイト。もちろん、竺仙製の江戸小紋付下げを着ているのですが‥↓
↑このおきもの、大変に複雑な作りで、ん?ん?と引きつけられ質問してしまいました。
ご説明によると、まず、「通し+松」の柄の江戸小紋型を付け、その後に、金で松の柄を肩から裾に向け大きくなるよう型染め、そして、青、オレンジなどの染料を叩き染め(だったかな‥)‥と、何とも手が込んでいます。ああ、素敵‥
また、友人が悩んでいたこちらの摺り匹田は、よくよく見ると地の色に濃淡があるのですが‥、↓
その秘密が、反物下部に証拠のように染められている、九つの型。上から、匹田柄がごくわずかしかでない型から多数出るものまで、九枚の型で何度も染めることで、たくさん染料が染みる箇所と染めない箇所の濃淡が生まれるという仕掛けです。何とも手が込んでいますね。友人は買おうか買うまいか悩んでいましたが、その後、買うと決めたことを祈ります!
この日の私のきものは、こちら↓
ピンクや紫のぼかしのきものに、祖母が染めた「歳寒三友」柄の帯。お正月を過ぎると明るい色を着たくなります。帯〆は水色を入れましたが、同じ笹浪組で鶸色も持っていて、そちらの色の方が良かったかもしれません。きものコーディネイト、常に試行錯誤の連続ですね。
この日は展示会の後、浅草のロシア料理老舗「MANOS」で、きもの仲間での新年会。ロシア料理は独特の形や小物がかわいい‥↓
ご一緒した皆さん、ありがとうございました!