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「東京キモノショー」開幕。訪問レポート! 2017/04/29
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黄金週間、開幕。
今日は日本橋三井ホールで5月7日まで連日開かれている、「東京キモノショー」へ遊びに行って来ました。
http://tokyokimonoshow.com/
(現在、私のブログシステムに不具合があり、リンクを飛ばせなくなっています。お手数ですが、上のURLをそのままコピー&ペーストして検索頂き、当該ページへと飛んでください)
キモノを中心に、和の様々なコンテンツが揃うこのイベント。内容が盛りだくさん過ぎてすべてを書くことは難しく、詳しくは上のURLを参照頂きたいのですが……中核となるのは、「キモノスタイル200」。日本全国のキモノ店、染織作家、キモノスタイリスト、キモノライターなどなどの方々が、思い思いのキモノスタイルをトルソーで発表。その様子はまるでキモノの森のようです↓
会場では自分の好きなスタイル10体への人気投票も行われています。どのスタイルに入れようかと考えながら見て回ると、よりしっかりとそれぞれの特徴に目を配ることになり、楽しいと思います。
中には5月より公開の野村萬斎さん主演の映画「花戦さ」の衣裳も展示されています。戦国時代を生きた華道家・池坊専好が信長・秀吉・利休など戦国の英傑たちと切磋琢磨しながら己の花を完成させて行く様を描く映画のようです↓
↑下の段の紺のキモノは、私の大・好・き・な、萌えキモノ「直垂(ひたたれ)」ではありませんか!
映画では石田三成が着るようです。三成は好きな武将ではありませんが、直垂は大・好・き。生け花ももちろん大好きなので、この映画は観なければ、とまんまとパブリシティに乗せられた私です。
↑それほど大きくはないキモノ業界、会場ではたくさんの方とお会いしましたが、二人だけ。東京キモノショー実行委員長の中野光太郎さんと、副実行委員長の木越まりさん。中野さんはふだんは目白のキモノ店「花想容」店主であり、絞り染め作家であり。まりさんは「加花」という、昨年スタートしたキモノブランドのデザイナーです。
お二人とも、ご自分の事業がありながら、キモノの活性化のために頑張っていらっしゃる。いや、お二人だけではなく、このイベントに関わっている総てのスタッフの皆さんがそうですね。頭が下がります。
上の同じコラージュに上げているかわいいキモノ人形は、人形作家宇山あゆみさんの作品。また、もう一枚の写真は、会場に設けられたステージの様子を撮ったもの。7日まで連日、日本舞踊、若手能楽師によるお能、キモノトークショー、和太鼓、キモノファッションショー、三味線、銭湯ペインティング…などなど、日々10以上のプログラムが入れ代わり立ち代わり行われています。上の写真に掲載したのは、池坊の若手男性作家グループIKENOBOYSのトーク&生け花パフォーマンスショーの様子。毎日のステージタイムテーブルは、こちらからご覧ください↓
http://tokyokimonoshow.com/eventstage/
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会場の真ん中には、木と紙で作られた球形の茶室があり、「ひかりの茶会」と名づけられ、裏千家茶人による茶会が朝から夕方まで30分おきほどに開かれています。(詳しい時間は会場にお問い合わせください)
私は夕方の最終回、16:30の回に参加しました。かわいい女の子のお運びさんもいて‥↓
お菓子は、神楽坂「梅花亭」によるもの。毎日違うお菓子が登場するそうです。今日は、会場のこの茶室をイメージしたもの。ふるふるとしたゼリー状の部分と餡の部分とのバランスが絶妙でした。
そう言えば、この茶室は、実行委員長の中野さんが設計したのだそう。バックミンスター・フラーの建築理論を実践したとかで、それは、三角錐を集めてどうとかこうとかしてドーム型になる???といったような理論のようです。中野さんから模型を見せてもらって説明を受けましたが、立体に弱い私にはさっぱり。分かったふりをしてニコニコ聞いていました。一つ前のコラージュ中で中野さんが手に持っているのが、その模型。絞り染めだけではなく数学も得意だなんて、中野さん、すごい…
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そうそう、会場には、和菓子だけではなく洋菓子のカフェもあります。ミシュラン一つ星の白金「TIRPSE」が出店。お店の名物の「富士山カヌレ」を頂けます↓
フリー編集者の小林佳代子さんと。甘いものに異様にうるさい私。カヌレもあれこれ食べ比べていますが、現在日本で主流のふわっとしたカヌレではなく、こちらのお品は、どっしりとした重厚な食べごたえをしていました。オーナーさんがいらしたので感想をお伝えすると、シリコン製ではなく、鉄の型を使って焼くことが味に影響するんですよ、とのお話。なるほど‥!
↑今日の私のきものは、米沢「新田」の紅花紬に、祖母が染めた塩瀬の名古屋帯を。花籠に柳と牡丹、その周りを燕が飛んで…という、初夏の予感の一本です。足元はこんな風に…↓
浅草「辻屋」の女将りえさんに選んで頂いた、塗りの舟形下駄。変わり麻の葉?柄の鼻緒との相性が、何とも素敵なのです。バッグはアタバッグを持ちました。初夏の頃から、籠バッグで出掛けたくなります。
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いかがでしたでしょうか、初日レポート。「東京キモノショー」は日本橋三井ホールで、7日まで毎日開催しています。ぜひお出かけください!
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