西端真矢

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本の最終ゲラ引き渡し 2017/05/02



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昨日は私にとってとても大切な日でした。
3年ほどの時間をかけて取り組んで来たノンフィクション小説の最終校正ゲラを、編集者さんにお渡ししたのです。
第一稿を書き上げたのは、昨年のちょうど今頃。それから諸事情で書き直しが続き、また別の諸事情で校正に手間取り…それでもようやく印刷所に入れるところまでにたどり着きました。
上の写真に写っているのが、その最終ゲラ。ところどころにまだ朱字を入れていて、これを出版社の側で反映したものが印刷所に入ります。全部で400ページほど。題は、「歴史を商う」。来月終わりか6月上旬の発売になります。ここには写っていませんが、表紙のデザインもほぼ決定しました。
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夕方、編集者さんが、私の住む吉祥寺まで校正ゲラを取りに来て下さり、カフェにて引き渡しつつ、朱字部分の説明。その後、同じ吉祥寺のビストロ「Hutch」で、二人で打ち上げの食事をしました。ああ、シャンパンが、鴨肉が、細胞の隅々にまで染みわたります。一夜明けた今日、「もう本をやらなくていいんだ」という事実をまだ上手く理解出来ていません。
これまでずっと応援をくださっていた皆様、取材にご協力くださった皆様、長い間本当にありがとうございました。今しばらくだけお待ち頂ければと思います。


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