西端真矢

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文章を書く、或いは見直すのに最適の場所 2018/06/26



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資料が手元にないと不安、聴ける音楽の幅がとても狭い…という二つの理由から、長いこと、自分の部屋でしか原稿が書けないでいたのだけれど、この一年ほど、時には外で書きたい、と思うことが増えて来た。
と言っても、第一稿を上げるまでは、やはり自室で。
その後推敲に入った時に、外のカフェや喫茶店で、或いは意外にも、電車の席でプリントアウトを見直してみると良い言葉が浮かんで来ることが多い。

‥とは言え、音楽の選択は生理的なものなので絶対譲れない条件で、ロックやポップス、テクノのかかる店はダメ。ハウスミュージックも、ふだんは好む音楽の一つなのだけれど、原稿書きにはまったく適さない。クラシックか、ラウンジミュージック、ボサノバ(ボサノバのかかる店もほとんどないけれど)あたりの音楽が、それも小さめの音量で流れている店に限られる。
不思議なのは、何故か香港ポップスは平気だということで(中国語好きだからだろうか…)、反対に、「ここ、いいな」と思うレトロ喫茶は多いものの、煙草アレルギー気味のため喫煙可の店はすべてNG。ギャルやおばさまがきゃっきゃと大きめの声で話している店も、気が散ってしまうので、やはりどんなに素敵なインテリアでも、どんなにケーキが美味しくても、遠慮したい。
         *
‥とあれこれ条件を付けているとどこでも良いという訳ではないものの、近所の吉祥寺にはなかなかに適した店も多い。第一ホテルのラウンジもよく利用する場所の一つで、4階分の吹き抜けになっていて空間が広く、ビジネスの打ち合わせの人が多いので、秘密保持のため皆さんひそひそ声。まさに原稿書きに最適の環境ではないか。

…ということで、今日も一本ぶじに着地点が見え、この後は、途中まで書いている次の原稿に取りかからなければ。
こちらはコピーの仕事で、街をぐるぐる歩き回ったり、反対に家でごろごろ寝転がりながら他の人が書いたコピーを読んでいると何故か言葉が浮かんで来ることが多い。長いものと短いものではたぶん脳の使い方が違うのだろうな、ということを、「場所」という、無意識に択び取る身体条件から実感している。


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「クロワッサン」誌にて、モデルのはなさんの着物の時間を取材しました。 2018/06/06



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マガジンハウス「クロワッサン」の連載「着物の時間」にて、今号はモデルのはなさんを取材しました。
たぶん、はなさんのことを嫌いな女性っていないのではないかと思うくらい、全範囲に同性好感度の高いはなさんが、この数年、お茶や着物を楽しんでいる‥ということで、早速お話を伺いに行きました。
撮影場所は、はなさんのホームグラウンドである横浜。お召しのお着物は、とてもおしゃれな人だったというおばあさまから伝わったものです。

はなさんとは、実は同時期に上智大学に在学していたので、取材中は思い出話にも花が咲き、「ほら、あの、いつもアキと一緒にいた、すごく性格のいい日本男児っぽいあの男の子の名前、何だっけー思い出せないー!」などと盛り上がったのでしたが‥名前は、ジュンくんですよー、はなさん!(その後、思い出しました)
皆様、ぜひご覧くださいませ。
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今号の特集は「花と緑 やすらぎをつくる。」と、庭づくりの特集で、こちらも必見。ベランダガーデニングのノウハウも紹介されています*

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畠山記念館にて、不昧公展を。 2018/06/01



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松平不昧公没後二百年の今年。
東京では二つの大型企画展が開催され、その事跡を体系的にたどることが出来ます。
先日、三井記念美術館の不昧公展を鑑賞したのに引き続き、今日は畠山記念館へ。二つの展示を通じて、不昧公の偉大さをより深く理解することが出来、ただただ沈思黙考。
…が、しかし甘いものは決して素通り出来ない私、「お菓子付き」の言葉に惹かれ、黙考は黙考として館内茶室で頂けるお茶はしっかりと頂きました。松江「桂月堂」のお菓子に舌鼓を打ち、またかの地に行きたくなります。

そして…実は織部が大の苦手なのですが、不昧公好みの菊香合には深く魅了されてしまった今日なのでした…。

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