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© 2011 Maya Nishihata
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ランジェリーブランド「Wafure」パンフレットリニューアル、ライティングを担当しました。制作裏話もご紹介☆ 2017/09/13
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この夏、もう一つ、渾身の力で取り組んでいたお仕事がお披露目となりました。
和装ランジェリーブランドとして誕生、今では洋装の日のランジェリーとしても支持を集める「Wafure」のパンフレットリニューアルに当たり、コピーライティングと本文原稿を担当致しました。
写真がその新パンフレット。馬場道浩さんの撮影による、女らしくも、前向きで、力を秘めた女性像は、Wafureというブランドの理念にぴたりと寄り添っています。
これからこのパンフレットは、全国各地で開かれるWafureのフィッティング会や催事、Wafure取り扱いショップでお手に取って頂けますが、デビューは、今日、新宿伊勢丹。9月19日(火)まで、7階呉服売り場で開かれている「Wafure フィッティング会」でお披露目となりました。
ブランドオーナーの尾上博美さんが自らフィッティングを行ってくれ、「肌Jupan」新色の「薄紫」も登場というこの催しに、皆様ぜひ足をお運びいただき、最良の一枚を選ぶとともに、パンフレットもご覧頂けたらと願っています。
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ここから、少し、今回の制作秘話などをお届けしたいと思います。
振り返れば、8年前、Wafureの誕生は、きものを愛する女性たちにとって一つの事件だったなと思います。何故って、きもの好きの方ならお分かり頂けますよね、それまでの和装ランジェリーと言ったら、まるで小学生児童の体操着。無味乾燥な白色木綿の実用一点張りだったものが、Wafureは、高級ランジェリーブランドと遜色のない繊細なレースや、ほおずりしたくなるようななめらかなテンセル素材、美しいカッティングで形作られていたのですから。
その「Wafureの美しさ」は、8年の時を経てかなり女性たちに浸透し、また、商品を一目見れば分かって頂けるものであることから、今回のリニューアルに当たっては、Wafureが機能にも非常に優れていること。そのことで、女性たちが、和装の日も洋装の日もより生き生きと快適に過ごせること。そのようなWafureの機能の優秀性を訴求して行こう、と博美さんと確認したところから、今回のお仕事はスタートしました。
博美さんは私の大切な友人でもある人。誕生日が一週間しか違わないせいでしょうか、何故だかとても波長が合うのです。
幼い頃から日本舞踊に打ち込んで来た博美さんは、美意識の塊です。立ち方、しぐさ、笑い方にさえも、鍛錬を積んで来た人ならではの美が働いており、いつも素敵だなとはっとさせられているのですが、そんな博美さんだからこそ、実用一点張り、しかもその実用性も、激しいスポーツにも匹敵すると言われる日本舞踊の動きを完全になめらかに送り出すには足りない、そのような従来の和装ランジェリーに満足出来なかったのでした。
博美さんのこの厳しい美意識と機能訴求から生まれた「Wafure」の優秀性を、どう言葉で伝えて行くのか――試行錯誤しながら紡いだ言葉が、新パンフレットに凝縮されています。
ある程度字数に幅のある書籍や雑誌媒体で書くのとは違い、広告の言葉は、ページやポスターの画像の中にある文字通りの「余白」、その空間性を深く意識することが仕事の肝となります。限られた字数の中で製品の優位性をいかに美的に伝えるか。同じ文章仕事とは言っても、脳の中で使う部分が全く違い、それが面白くもチャレンジングでもあるのでした。
打ち合わせの日には、博美さんがお客様に行うフィッティングを私も受け、けれどその都度質問をしてはメモを取るため、ブラジャーをしながら立ったままメモ、というシュール過ぎる姿に二人で大笑いしたのも楽しい思い出です。
皆様、ぜひ新宿伊勢丹へ。WafureとWafure 新パンフレットを、どうぞよろしくお願い致します☆
Wafure 2017年秋のフィッティングと販売会
9月13日(水)~9月19日(火)
新宿伊勢丹7階呉服売場にて
「肌Jupan」の新色「薄紫」が登場。
尾上博美さんによるフィッティングをご希望の方は、FacebookのWafureページへのダイレクトメッセージか、下記メールでご予約をどうぞ
wafure@jcom.zaq.ne.jp