西端真矢

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「美しいキモノ」にて、衣裳デザイナー黒澤和子さん、女優の高梨臨さんを取材しました~~幕末、大河ドラマ「西郷どん」の時代のきもの特集 2018/09/25



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またまた渾身のお仕事のご報告です。
発売中の「美しいキモノ」秋号にて、衣裳デザイナーの黒澤和子さん、女優の高梨臨さんのインタビュー、そして学習院女子大学の福島雅子先生にもご寄稿頂き、大河ドラマ「西郷どん」の時代、幕末のきものの魅力を探る特集を担当しました。

黒澤和子さんのことは、映画好きの方はよくご存知かも知れません。名匠黒澤明監督のご長女であり、監督の右腕として、後期の名作『夢』『まあだだよ』などの衣裳を担当。その後も北野武監督をはじめ数々の名監督とタッグを組み、時代劇から現代ものまで、数多くの作品の衣裳を担当していらっしゃいます。
そんな黒澤さんが、今年の大河ドラマ「西郷どん」の衣裳を担当。正直に告白すれば、なかなかにおっかない方なのではないか、とかなり緊張して取材に臨んだのですが、大変気さくにお話を頂きました。

何しろ目が回るほどお忙しい中を折角インタビューを受けて下さったのですから、ありきたりのことをうかがっても面白くありません。単に「西郷どん」この一本のことだけにとどまらず、衣裳デザインとはどのような仕事なのか、歴史ものを担当する場合、史実と見映え、また、衣裳の理想と予算との兼ね合いをどのように解決しているのか?‥などなかなかに突っ込んだことをお聞きしています。

そして、そんな様々な制約の中で、では、今回の「西郷どん」の衣裳一枚一枚はどのような意図で制作されたのか?注意して見ないと分からないけれど、分かると面白い、黒澤さんが衣裳のところどころに埋め込んだ隠し味の部分までお聞きしていますので、ぜひご高覧頂けたらと思います。
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今回のこの「西郷どんのきもの」特集では、他に、品川宿の遊女から徳川慶喜の側室となる幕末のシンデレラガール・ふきを演じる高梨臨さんのインタビュー、また、江戸時代服飾史の第一人者である福島雅子先生に、幕末の“大奥きもの”について解説もお願いしています。
盛りだくさんの内容で、多角的に西郷隆盛の時代のきものを探る特集を、ぜひご一読ください!


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