西端真矢

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クロワッサン連載「着物の時間」にて、女流棋士清水市代六段を取材しました。 2019/12/31



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今年最後のお仕事ご報告です。
マガジンハウス「クロワッサン」での連載「着物の時間」にて、「女王」の称号を持つ棋士、清水市代女流六段を取材しました。
取材場所は、将棋界の聖地、将棋会館。お正月発売の号にふさわしい、紅白の装いでご登場頂いています。
取材前、スタッフの間では、
「対局って究極に頭を使うわけでしょう。スウェット上下とか、最も楽な格好で指したいよねー」
などと話していましたが、棋士の皆さんはそのようなことはないようです。
では、大事な勝負の日の一枚をどんな基準で選ぶのか?勝った日の着物、負けた日の着物、何かゲンを担ぐことはあるのか?興味津々であれこれお聞きしました。ぜひご一読ください。
    *
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今号の「クロワッサン」は、これからの冬本番に嬉しい、あたたかい「健康スープ」の大特集。こちらもぜひご参考ください。
    *
そして、今年一年、会合に出かけた時、また、FBなどインターネット上で、「原稿読みましたよ」とたくさんのお声がけを頂いたことが大きな励みになりました。中にはまったく知らない方からお声をかけて頂くこともあり、大変嬉しく思っています。
来年も常に全力を尽くして仕事に取り組んでまいります。変わらぬご贔屓をどうぞよろしくお願い申し上げます。

江戸小紋を誂えに、廣瀬染工場へ。 2019/12/29



11月半ばにまたまた母が発作を起こして倒れ、そこから、介護、連載のお仕事、非常に難易度の高い或る大きな雑誌原稿(年明けにお知らせします)、京都取材旅行、和文化イベント裏方仕事…と、この一カ月半余り、忙し過ぎました‥。
しかし、やっと休息の時。年末年始はゆっくりと休めています。
そんな中、昨日は、むふふ、江戸小紋の誂えの相談に、中井の廣瀬雄一さんの工房へとお邪魔しました。
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上の写真の通り、染めの見本や型紙をたくさん見せて頂いた、至福の時。
隣りに座っているのは、私の仕事の相棒、着付け師の奥泉智恵さんです。かれこれもう10年以上のおつき合い。心から信頼している着付け師さんであり、趣味の合う良き友人でもあり。取材・撮影の現場が終わると、そこからいつもお茶に行って、4時間くらいお喋りをして‥撮影よりお喋り時間の方が長いのではないかというくらい(笑)。大体いつも着物と和菓子とお茶の話をしていて、特に着物については、やはり私よりずっと知識も経験もお持ちですから、昨日はアドバイザーとしてついて来て頂きました♡
あ、もちろん、以前誂えた廣瀬さんの小紋を着て行きました。柳縞の模様です↓
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そしてそして、こちらは、千鳥格子模様の型紙(候補の一つ♡)↓
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たくさんの染め見本の、ごく一部↓
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今回の誂えの目的は、帯にとって、“最高の舞台”となる小紋を作ること。
我が家の特殊事情となりますが、祖母が染めた東京紅型の帯が多数ある中、その帯を載せてぱきっとスタイルが決まる柔らかものを、意外と持っていない。グレージュ系の江戸小紋、或いは中形小紋で、そんな舞台を作り出そう、という計画です。
現在、頭の中は何型かに絞られつつあり…しかし、日頃非常にきっぱりとした性格ながら、何故か買い物は非常に優柔不断のため、年末年始、しばし悩むことになりそうです。何て幸せな悩みでしょうか♪

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クロワッサン「着物の時間」にて、春風亭昇太さんを取材しました。 2019/12/17



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クロワッサンの連載「着物の時間」にて、落語家の春風亭昇太さんの着物物語を取材しました。
昇太さんと言えば、落語が当代一流であるのはもちろんのこと、ヴィンテージカーのコレクターであり、歴史学者も顔負けなほど、お城や戦国時代史に詳しいことで知られる方。そのあふれる知性が着物の選択にどんな風に反映されているのかしら、とお会いするのが楽しみでした。
そして、伺ったお話の内容は‥もちろん、記事で読んで頂きたいのですが、やはり思った以上に、さらっと軽いようでいて芸人の矜持に触れる深い内容をお話し頂きました。
とても心に残る取材。ぜひ誌面でご高覧頂ければと思います♪

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「婦人画報」1月号にて、遠州流茶道お家元にお話を伺いました。 2019/12/12



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発売中の「婦人画報」1月号にて、遠州流茶道お家元、小堀宗実宗匠を取材しました。
1月号では「新時代のおせち」と題したおせち料理の大特集が組まれており、その中の1ページとなります。

お話を伺ったのは、遠州流の“新年の点心”について。
毎年、お茶を嗜む人は、1月は初釜で大忙しに過ごしますが、遠州流さんでは初釜のことを“点て初”と仰います。そしてこの点て初の際にお家元が供される点心が、とてもとても評判なのです。
もちろん、どちらのお流儀の初釜でも点心が振る舞われ、それは新年らしくおせちの献立をベースとしたものとなります。小堀お家元の点心もこの点は変わらないのですが、そこに遠州流ならではの“綺麗さび”の美意識が散りばめられているところに、何とも言えない目の楽しさと心の楽しさがあって‥‥え、それはどういうものですか?って‥もちろん、記事でお読み下さいませ♪

今回の取材・撮影では、毎年点て初めの点心を担当されている神楽坂「小室」ご主人に本番と同様の調理をお願いし、お家元、そして奥様にもお出で頂いて、実際に一点一点ご説明を頂きました。
実は私は、一昨年、やはり「婦人画報」の企画でお家元を取材させて頂いて以来、何度かお見かけしたり近くでお話を聞く機会があり、もう、――こんなミーハーな言葉で表現するのもおこがましいのですが――お家元と奥様の大ファンでありまして‥‥
と言うのも、お二人とも、厳しい茶の道の鍛錬と日本文化史への深いご見識をお持ちでありながら、でも、とても温かくさわやかで、広々とした方々だからなのです。本当に憧れております。今回の取材・撮影も、笑いが絶えないような本当に楽しい時間となり、今、こうしてページを見ていてもその時の明るい気持ちがよみがえって来るようです。ぜひ皆様ご覧ください。
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「婦人画報」1月号は、「新時代のおせち」特集に加え、新天皇皇后陛下のこれまでの道のりを綴る総力特集や、日本一の美少年・市川染五郎さんの特集、ブータンと日本、仏教と工業技術の静かに熱い交流の物語、武者小路千家若宗匠のご結婚記念茶会と結婚式のレポートも、興味津々!そして別冊付録は「お祝いの和菓子」。きゃー!
充実のラインナップの「婦人画報」1月号、皆様、ぜひ書店で、電子書籍で、お買い求めくださいませ。
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「美しいキモノ」冬号にて、東西の最旬和装小物をご紹介するページを担当しました♪ 2019/12/03



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発売中の「美しいキモノ」冬号にて、別冊付録の「最旬小物ショップガイド」で、東京・京都の旬な和装小物店をご紹介するページを担当しました。
各店の「定番vs最新小物」の形式で、一押し小物をピックアップしています。ぜひご覧ください。
超~時間のないスケジュールの中、素早い校正確認にご協力頂いた各店舗の皆様に感謝申し上げます。

「美しいキモノ」冬号は、年末年始のきものの最新スタイルを、カジュアルから礼装まで特集。
最近、忙しさもあってマンネリコーディネイトになっていたので、ページを繰りつつ、一人反省会と相成りました。
また、これまで深く考えたことのなかった黒染めの制作行程を詳しく紹介した記事や、即位の礼装束のこれ以上ないほど詳しい解説も、実は公家の服飾が苦手なだけに(武家ファッション好きなのです≧▽≦)、非常に勉強になって。
きものへ向かう気持ちを新たに、年末年始を和装で楽しみます。皆様もぜひお手に取ってご覧くださいませ♪

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